第2部ははじめて『ラプンツェル』をフル演奏
「ディズニー・オン・クラシック」の第2部は、映画のサウンドトラックをフルで演奏するプログラムが組まれています。
2017年は初めて『塔の上のラプンツェル』がメイン演目になりました。
ブラッドさん「『塔の上のラプンツェル』はとても面白いストーリーだと思います。
主人公のラプンツェルは自分がどこから来たのかという過去を知りたい、自由になりたいという女の子で、一方でフリン・ライダーは自己中心的でありお金を得ることを夢と思っているような、そういう2人が出会います。
しかし実際に映画の中ではお金だけではなくもっと大切なものがあるということにラプンツェルもフリンも気付くというストーリーです。
ストーリーの中ではフライパンが面白い役割を担っていたり、登場人物もそれぞれ個性的ということで、良いプログラムになっていると思います。
『塔の上のラプンツェル』ラプンツェルというのは、より軽やかというか、そこまで重たくない音楽だと思っています。
例えば「春の音楽祭」で演奏した『ノートルダムの鐘』はオペラティックでとても壮大な音楽だと思っています。
『ポカホンタス』もかなりシリアスで壮大な雰囲気が表現されていると思います。
『塔の上のラプンツェル』それとは違ってもう少しライトでポップな感じというか、ストーリー自体もそこまで重たいストーリーではないですし、音楽的にもアコースティックギターとかポップな感じの演目が多く、どちらかというと楽しいアプローチだと思っています。」
そして、メラさんはラプンツェルの母親ゴーテル役として「お母様はあなたの味方」などを歌います。
メラさん「ゴーテルはヴィランズですが、ラプンツェルを傷つけないように守るために過保護すぎる部分があります。
そういう彼女の表現ということろで言いますと、コメディタッチの要素やヴィランズの要素など色々な表情が表現できればと思っています。」