缶コーヒー、飲まなくなったなあ……(遠い目)。

DyDo商品戦略資料より。ド直球すぎる結果がすごい。
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いまやコンビニでも本格派のドリップコーヒーが買える時代。美味しいコーヒーを飲む選択肢が広がった中、あえて缶コーヒーを選ぶ理由ってなんなんだろう、とか思ったり。缶コーヒーを飲まなくなった消費者にその理由を尋ねたアンケートでは、他に大差をつけて「美味しくない」というミもフタもない意見が1位を獲得したとのこと。そりゃ美味しくなきゃ飲まないよ!(ちなみに2位「味が好みに合わなくなった」、3位「自分たちのライフスタイルに合わない」、4位「体に悪いものが入ってそう」。4位の選択肢すごいな!

そんな缶コーヒー界で「ブレンド」をコンセプトにした老舗商品がDyDoの『ダイドーブレンド』。茶色地に緑とオレンジのロゴが入った、あの缶のやつです。発売開始は'75年。変わらない定番商品ってイメージですが、今回9月3日(月)に思い切ったリニューアルに打って出るとのことで、ひと足先に試飲用の商品をゲットしました。キーワードはずばり「ブレンド」。

事前情報として気になるのは、ベトナム・グアテマラ・タンザニア・コロンビア・ブラジルという5ヵ国の豆をブレンドしているということ。へえ、缶コーヒーのブレンドでそこまでの手間をかけてるって、正直全然知りませんでした。缶コーヒーの味に対する懐疑心が完全に消えたわけではないですが、とは言え飲んでみないと始まらない! さっそく試飲してみましょう。

「ザ・缶コーヒー」の味ながら、明らかに他と異なる特徴が……?

まずは定番の「ブレンドコーヒー」。
うん、これぞ王道の缶コーヒーの味。缶コーヒーと聞いて誰もが思い浮かべる、あの味です。で、よくある缶コーヒーと明らかに違うのが、のどごしがかなりさっぱりしていること。缶コーヒー特有の、甘みがのどにからみつく感覚は、ほぼないかも。その代わりに後味として残るのは、ブレンドならではの深い苦味。

実は自分、缶コーヒーを飲みながら、あまりの甘みに耐えかねて水を飲みたくなるという本末転倒というか意味の分からない現象に陥ることがよくあるんですが、これなら「ああ俺いま缶コーヒーを飲んでる!」という満足感とさっぱりとした飲み口が両立してるので大丈夫そう。この後味はけっこう新鮮だなあ。