サプライズで花束を贈る横浜流星(左)と、喜ぶ吉高由里子

 映画『きみの瞳が問いかけている』大ヒット御礼舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の吉高由里子、横浜流星と三木孝浩監督が登壇した。

 本作は、視力を失った明香里(吉高)と、罪を犯し、夢を失った塁(横浜)が偶然出会ったことから始まる純愛を描く。

 この日、改めて撮影を振り返った2人。海辺を歩くシーンについて、吉高は「私は絶対にぬれたくなくて。明香里は目が不自由な役柄なんですけど、私は波が迫ってくるのが見えているんですよ! そっち側に行こうとしても、塁が押して、私を大海原に運ぼうとしてくるんです」と横浜の予想外のアドリブを明かした。

 それを聞いた横浜は「明香里に海を感じさせてあげたかったんです」と釈明したが、吉高は「私は『覚えとけよ!』って思いました。『巻き添えだよ!』って…」と嘆いてみせた。

 横浜は、犬のスクとの共演エピソードも披露した。犬たちとの相性があまり良くなかったようで、「ただ嫌われて…。チビスクは懐いてくれたんですけど、大人になるにつれて『こいつ、駄目だ…』って思われたのか…?」と寂しげにコメント。吉高は「私の方が好かれていました。横浜流星に勝てることがあった!」と喜んだ。

 キックボクシングの試合のシーンでも、アドリブが生かされたそうで、横浜は「(相手が)プロの方だったので安心して自由にやっています」と振り返った。

関連記事