「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2020」表彰式に出席した小田井涼平(左)とLiLiCo

 「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2020」表彰式が10日、東京都内で行われ、タレントのLiLiCo、歌謡グループ・純烈の小田井涼平夫妻が登場した。

 2人は「芸能部門」で受賞。小田井は受賞のスピーチで、「今年はネガティブなニュースが多かった。純烈も全てのステージがなくなりまして、お客さまの前で歌うことができなかった」と語った。

 とは言え、「ただ、不幸中の幸いといいますか、奥さんと一緒に過ごす時間がたくさん取れた。その中で改めて夫婦の関係、普段の奥さんの生活というのを再認識できた1年でした。会話が増えると、LiLiCoから愚痴を聞くことも多いけど、僕はそこに幸せを感じる」とノロケた。

 一方、LiLiCoは「今までは、1年でディナーを一緒にできたのが5回ぐらいだったのが、今では毎日一緒に食べている。実際、一緒にいて楽しかったし、私たちは出会ってすぐに結婚したので、お互いの知らないところを発見しながらの日々でした」と笑顔を見せた。

 小田井は、自分の両親との関係も、結婚をきっかけに変化したといい、「心配を掛けてきた負い目から、親とは少し距離を感じていたのですが、結婚と同時に、LiLiCoが(壁を)ぶち破ってくれた」と明かした。

 続けて、「LiLiCoが実家に行って、僕の両親と勝手にご飯を食べている。最初は、うちの両親もびっくりしたと思う。でもそうすることで、親が僕に対しても、積極的になって、互いにあった気まずさもなくなった。『結婚は家のためにするものじゃない』と言うけど、結果的に家のためになっている」と語った。