実証期間中の注文・受け取りフロー

JR東日本都市開発は、PayPayと連携し、モバイルオーダーの仕組みをベースとした事前決済・非対面でスピーディに買い物できる新サービス「EKIPICK LOCKER(エキピックロッカー)」の実現に向け、JR総武本線船橋駅直結の「シャポー船橋」で11月23日~12月13日に実証実験を実施する。

EKIPICK LOCKERは、PayPayアプリから利用できる「PayPayピックアップ」で事前注文した対象店舗の弁当・総菜・スイーツなどを、駅ビル内に設置した専用冷蔵ロッカーで受け取りできるサービス。対象店舗は、「とんかつ和幸」「京樽・すし三崎港」「船橋屋」「銀座コージーコーナー」など、シャポー船橋に出店する6店舗。実証期間中は、専用冷蔵ロッカーではなく、1階・ガトーフェスタハラダ横の特設カウンターで指定の営業時間内に受け取る仕組みとなる。

20年6月に提供開始したPayPayピックアップは、テイクアウト向けのモバイルオーダーサービスであり、注文と同時に決済するため、非対面の代金支払いと商品受け取りが可能となる。なお、EKIPICK LOCKERの支払い方法はPayPay残高のみ。

次の取り組みとして、2021年2月以降、専用冷蔵ロッカーを用いた実証実験を計画しており、将来的には、JR東日本都市開発が運営する全ての駅ビルで導入を目指す。JR東日本グループは、本業の鉄道事業と駅ナカ事業の両方で、チケットレスや、自社・他社のキャッシュレス決済サービスを活用した便利でスピーディーな乗車スタイル・買い物スタイルを推進していく。