「来た仕事を順番に全力で」と語った山本圭壱

 Amazonオリジナル「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」体験イベントが2日、東京都内で行われ、新シーズンの参加者から山本圭壱(極楽とんぼ)、ケンドーコバヤシ、岩橋良昌(プラス・マイナス)が出席した。

 本番組は、個性豊かな10人の芸人たちがプライドをかけて賞金1000万円を競う、密室笑わせ合いサバイバル。参加費100万円を持ち寄った10人があの手この手でお互いを「笑わせ合う」のが基本ルールで、最後まで笑わずに残った1人が1000万円を獲得する。

 山本は「10年少々空いてしまったところから、ようやく仕事らしい仕事をしたかな、と。芸人さんがあんなに集まるところに寄せていただいた」とコメント。松本人志から“招待状”が届き、参加を決めたことには「来た仕事を順番に全力でと思っているので、その日死んでもいいという気持ちでやりました」と真摯に語った。

 謙虚な山本の物言いに「何かあったんですか? 部外者みたいな話になっていますけど。そういえばお久しぶりですね」とトボけたケンコバ。強敵だった芸人を問われると「山本さんにはびっくりしました。まさかこんなところで再会だと思っていなかった。プライベートでは再会させてもらっていましたけど、仕事ではこれが再会でした」と顔を合わせた撮影当時の驚きを振り返った。

 撮影前には参加者が顔を合わせないようスタッフが徹底的に管理し、自由に楽屋を出ることも許されなかったとそうで、ケンコバは「スタジオに入ってからトイレ調整がなされて、あれは嫌だった」。山本も「番号で呼ばれていましたよ。スタッフが『今から9番がトイレに行きます』と話していて、自分が9番だと知った」と明かした。

 敗者が一時的に復帰して生き残っている参加者に“笑い”を仕掛ける「ゾンビタイム」という新ルールが導入されたことも相まって、白熱したバトルが繰り広げられた。ケンコバは「どうやってあれを編集するんだろうってところが、少なく見積もっても30~40ある。本当に流れるのか…」と思い出し笑いを浮かべていた。