カメラ・ビデオ性能が向上!

アップルのウェブサイトより

iPhone5には、iPhone4S同様8メガピクセルのiSightカメラ、HD(1080p)ビデオ撮影、オートフォーカス、顔検出、手ぶれ補正などが搭載されています。その中でiPhone5のカメラ機能は4つの新機能や性能向上を果たしました。また、iSightカメラの表面にはサファイアクリスタルというダイヤモンドの次に硬い素材が使われ、傷がつきにくくなっています。

 

 

(1)パノラマ撮影ができるようになった

いままではサードパーティー製のアプリやPhotoshopなど専用ソフトウェアで行なってきたパノラマ撮影が、iPhone単体でできるようになりました。カメラを一度なめらかに動かすだけで、240度までの範囲が1枚の美しい写真に収まります。旅行などの写真もよさそうですが、集合写真など横に長いシーンは、iPhoneの苦手とするところだったので、重宝しそう。最大28メガピクセルという超高解像度で継ぎ目なく撮れてしまうというのはすごい!

(2)写真撮影が高速化! 明るさ補正やノイズ除去性能が向上

iOS5ではロック画面から写真撮影が可能になり、A5チップの恩恵でいままでよりは撮影は速くなりました。ただやはり絞りバネが開くのが遅いと思った人も多いはず。iPhone5では写真撮影が40%高速化し、明るさが足りない箇所での色補正(カラーマッチング)、ノイズ除去といったアシスト機能が向上しました。実際撮られた写真を見ると、4Sよりもディテール感とシャープさが増し、色のノリ具合もビビッドな仕上がりです。フル解像度の写真を見るかぎりでは、一般的なコンパクトデジカメをも凌駕しそうです。

(3)HDビデオ撮影がさらに強化された!
手ブレ補正がさらに進化し、最大10人までの顔検出機能ができます。ビデオを撮っている間にスチール写真を撮ることができるようになったので、いままでのように静止画と動画をそのたびに切り替えるという手間なく、一瞬を押さえることができそうです。

(4)FaceTime がHDカメラ化!
iPhone4SではFaceTime用カメラはVGA画質でしたが、iPhone5ではHD(720p)に
なりました。いままでのFaceTimeは少しもやっとする画質だったので、よりシャープな画質でビデオ通話が楽しめそう。

iPodコネクタがものすごく小さくなった

アップルのウェブサイトより

iPodやiPhoneで使われてきた30pinのコネクタが、8pinのLightningコネクタになりました。完全デジタルで、耐久性があり、どちらの方向からも差し込めるリバーシブルに。[ - ] のマークがあるほうじゃないと刺さらなくて、コネクタを壊しそうになったなんてことはなくなりますね。また、別売りですがいままでの30pinのコネクタを8pinにする変換アダプタが発売されるとのことなので、サードパーティー製の周辺機器などを使っているかたも安心です。