デッド・ムーンの女王ネヘレニアの声を演じた菜々緒
劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』《前編》の公開直前プレミアイベントが6日、東京都内で行われ、女優の菜々緒、声優の三石琴乃ほかが出席した。
本作は、人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の25年ぶりの劇場版。
セーラー戦士の前に立ちはだかるデッド・ムーンの女王ネヘレニアを演じた菜々緒は、幼いころから同作の大ファン。親友でモデルの佐藤かよとは「セーラームーンごっこ」をしてよく遊んだという。
菜々緒は「そんな作品に自分が携われるなんて夢にも思っていなかった。本当にうれしい。当時の私の熱い思い、愛が、もしからしたら反映されたのかな」と今回の起用を喜んだ。
また、ごっこ遊びでは「セーラームーンの座を絶対に譲らなかったらしい。お団子とツインテールのウサギちゃんヘアをよくしてました。『髪の毛のセットが決まってない!』とずっと泣いてたこともあるらしく…。大人になってから言われると、恥ずかしいのと同時に、それだけ愛してたんだなって」と当時を振り返った。
“ラスボス”という役どころについては、「お芝居では、悪役をやらせていただくことがすごく多かったので、その集大成。今までしてきたことを見てもらえたからこそ、この役を頂けたのかな」と語った。
この日は、初期のテレビシリーズからセーラームーン(月野うさぎ)を演じ続けている三石と初対面。菜々緒が「感無量です」と目を潤ませると、三石も「こうしてお会いできて本当にうれしいです」とアクリル板越しに手を合わせてほほ笑み合った。
映画は、前編は1月8日、後編は2月11日から公開。
関連記事