ノーベル賞受賞100年記念「アインシュタイン展」

20世紀最高の物理学者と称される、アルバート・アインシュタイン(1879年~1955年)。ノーベル物理学賞受賞100年記念の特別展を、名古屋市科学館で3月20日から開催します。アインシュタインの科学理論や、日本とのつながりについて、国内外の貴重な資料やゲーム体験などを通して紹介します。子どもたちが楽しみながら学べる内容です。

アインシュタインが解明した4つの代表的な科学理論「ブラウン運動」「光電効果」「特殊相対性理論」「一般相対性理論」について、遊びながら学べる体験展示やゲームが多数登場。光の性質や重力、時間と空間の不思議などを、漫画や絵本パネルも使って分かりやすく紹介します。
例えば「特殊相対性理論」のコーナーでは、1年後に爆発する爆弾を乗せた自転車を漕いで、光の速さでも2年かかる惑星まで爆弾の解除に向かうゲームを行います。爆弾は解除できるのか?時間と空間が伸び縮みする、光速の不思議な世界を体験してみてください。
「一般相対性理論」のコーナーでは、自分の動きに合わせて空間に歪みが生まれ、その歪みによって光の動きにも影響がもたらされることを、デジタル宇宙空間の散歩で体験していただきます。
また、幼少時や来日時のエピソードを、ヘブライ大学(イスラエル)や慶應義塾図書館などが所蔵する写真や直筆原稿を通して紹介。アインシュタインが好んで遊んでいたおもちゃの紹介や好奇心を刺激する科学玩具の体験コーナーもあり、アインシュタインのキャラクターに触れることもできます。

ノーベル賞受賞100年記念「アインシュタイン展」は名古屋市科学館 理工館 地下2階イベントホールで2021年3月20日(土・祝)~2021年6月6日(日)まで開催。