(写真左より)中村憲剛、Jリーグ・村井満チェアマン、富士ゼロックス・玉井光一社長、本並健治 (C)Jリーグ

2月1日、『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』の開催概要発表記者会見が行われた。オンライン会見に登壇したJリーグ・村井満チェアマンと富士ゼロックス・玉井光一社長は次のようにコメントした。

「今季もJリーグの開幕を告げる大会を開けることをうれしく思う。川崎フロンターレとガンバ大阪というビッグクラブ同士の対決、今から楽しみにしている。ファン・サポーターには安心・安全なスタジアム観戦を約束したい」(村井チェアマン)
「コロナ禍でつらい状況だが、サッカーで世の中を明るくしたい。この大会を協賛できることを誉に思う」(玉井社長)

また同日、同一企業の協賛で最も長く開催されたサッカースーパーカップの大会「Longest sponsorship of a football (soccer) super cup」としてギネス世界記録に認定され公式認定式も実施。ギネス世界記録認定を受け、ふたりは以下のように喜びを口にした。
「大変栄誉な認定をいただいた。長く続けることは大変なことではあるが、今後この記録をどんどん更新していきたい」(玉井社長)
「27年間というのはまさにJリーグの歴史そのもの。Jリーグには百年構想というものがある。100年のお付き合いができれば」(村井チェアマン)

この日は大会アンバサダーも発表となった。中村憲剛、本並健治という両クラブのOBが大会の盛り上げを担うことに。
「選手としてお世話になった大会。アンバサダーとして貢献できることをうれしく思う。この大会はリーグ戦ともカップ戦とも違う独特の感じがあった。新シーズンへ向けて絶対に勝ちたい大会。ワクワク感しかなかった」(中村)
「タイトルのかかった重要な大会であり、1週間後の開幕へ向けて勢いを付ける大会であり、新戦力がどれだけフィットしているかはかる大会。選手としては勝って開幕を迎えたいし、監督としては新戦力がどれだけやれるか試したい」(本並)

古巣のどこに注目するか問われたアンバサダーたちはこのように答えた。
「去年あれだけの成績を収めたフロンターレが今年どれだけ上積みがあるか。去年まで在籍していてわかる部分もあるし、現役を退いてわからない部分もある。いちファンとして楽しみにしている」(中村)
「ガンバは去年、守備をベースに成績を上げて来た。今年は攻撃的な選手を補強し、キャンプでも攻撃面に時間を割いている。今季どれだけ攻撃面でレベルアップしているか楽しみ」(本並)

『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』川崎F×G大阪は2月20日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日は『NEXT GENERATIOM MATCH』川崎フロンターレU-18×日本高校選抜も開催。チケットの概要については緊急事態宣言の状況を確認の上、追って発表するとのこと。日本テレビ系全国ネットにて生中継。