(写真左より時計回りで)鬼木達監督(川崎フロンターレ)、宮本恒靖監督(ガンバ大阪)、三浦弦太(G大阪)、谷口彰悟(川崎F)

決戦前日の2月19日、『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』の記者会見が行われた。オンライン会見に川崎フロンターレ、ガンバ大阪の両監督・主将が出席し、次のように意気込みを語った。

「今年積み上げたものを出し切る。それに尽きる。そして勝ちにこだわる。『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』を皮切りにJリーグが始まると、みんなにワクワクしてもらえるような試合をしたい」(川崎F・鬼木達監督)
「一発勝負はシーズンでもなかなかない。そういう緊張感を楽しみながら結果を出したい。しっかり勝ってリーグ戦に弾みをつけたい」(谷口彰悟主将)

「我々が積み上げてきたものをまだ道半ばだが、しっかり出していきたい。昨季とは違う形を目指し徐々に形になりつつあり、新しい選手もフィットしつつある。明日が楽しみ」(G大阪・宮本恒靖監督)
「フロンターレ相手に何度も悔しい思いをさせられた。キャンプでやって来たことを出して、いい試合をしたい」(三浦弦太主将)

対戦相手について問われると、4人はこう答えた。
「情報がほとんどないので難しい戦いになる。ただ、キャンプやトレーニングでやって来たことを出すことが先決。まずゲームでどれだけやれるのか、相手を気にせずやりたい」(鬼木監督)
「昨季は3つとも僕らが勝ち、悔しさをぶつけてくると思うが、ガンバの強さは知っている。油断はない。そういう強い相手とシーズン一発目にできるのはいいこと。今年のフロンターレも強いと思ってもらえる試合をしたい」(谷口主将)

「自分たちのスタイルを出したいし、川崎の強みを出させない。両方出していけるようにしたい。攻撃では練習からトライしているボールの動かし方や誰がゴール前に飛び出すか見てみたい。ゴール前での決定力と決定機の数が大事になる」(宮本監督)
「悔しい思いをシーズン一発目に晴らしたい。相手は攻撃に特徴があるので、DFとしてゼロに抑えたい。攻撃でも数少ないチャンスではなく、数多くのチャンスを作りたい」(三浦主将)

鬼木監督には中村憲剛、守田英正が去った影響、宮本監督には新加入のレアンドロ・ペレイラ、チアゴ・アウベスについて、質問が飛んだ。
「彼らが抜けてどうこうはない。新しい選手、既存の選手を生かして面白い攻撃的なサッカーをしていきたい」(鬼木監督)
「レアンドロもチアゴも試合ができるコンディションになりつつある。(宇佐美)貴史のケガも良くなりつつある」(宮本監督)

『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』川崎F×G大阪は2月20日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様は日本テレビ系全国ネットにて生中継。