(写真左より)リカルド・ロドリゲス監督(浦和レッズ)、長谷川健太監督(FC東京)

2月23日、『2021明治安田生命Jリーグ開幕直前オンライン会見』が行われた。浦和レッズとFC東京の監督、選手が登場し、2月27日(土)に迫った開幕戦へ向けて意気込みを語った。

「自分にとっても新しいチーム、素晴らしいスタジアムで開幕を迎えることがうれしい。サポーターにとっても重要な試合、来てくれた方に最高のショーを見せたい」(浦和・リカルド・ロドリゲス監督)
「今年は3年計画の2年目、リカルド監督の掲げる攻撃的サッカーを目指し、選手も3分の1入れ替わった。みなさんの持つイメージがどれだけ変わるか、大事なゲームになる」(槙野智章)

「難しい相手との開幕戦になった。新監督を迎えモチベーションも高い。埼玉スタジアムへ乗り込んで自分たちのアグレッシブなサッカーができるか。しっかり戦い、勝点3を取りたい」(FC東京・長谷川健太監督)
「FC東京は昨季と同様に攻撃的なサッカーをしていく。4-3-3でもっと攻撃的に、もっと全員が攻撃参加できるようなサッカーを目指していく。守備では堅守からカウンターで出ていくようなサッカーを見せたい」(安部柊斗)

両指揮官には開幕戦の重要性について質問が飛んだ。
「サポーターにとって期待の大きなゲームであり、長いシーズンの38試合のひとつでもある。いい内容で勝点3を取ることによって自信が得られる。勝点3を取りながら、自分たちの目指すものへ近付いていきたい」(ロドリゲス監督)
「終わってしまえば38分の1で、やる前は重要なゲーム。カード発表から1か月、キャンプを通してこれだけ長い時間準備するゲームは開幕戦以外にない。されど38分の1が開幕戦」(長谷川監督)

両選手は相手の印象について問われた。
「今まではいいイメージを持っていたが、昨季は2戦2敗。ただ、自分たちのサッカーを出せれば、勝点3が見えて来るのでは」(槙野)
「浦和は監督、選手が入れ替わり、分析は難しいが、試合ですり合わせてやっていきたい」(安部)

さらに4人は「ストップ・ザ・フロンターレ」への思いも質問された。
「彼らと対戦する際は最大限に力を発揮しなければならない。彼らをどうやって止めるか、他のチームも考えないといけない」(ロドリゲス監督)
「ロドリゲスのサッカーを深めることが先決。川崎どうこうよりも自分たち」(槙野)

「口では簡単に言えない、対戦した際の状況次第。ただ超えなければ優勝はない」(長谷川監督)
「リスペクトしても、リスペクトしすぎない。自分たちのサッカーをすれば、勝てるのでは」(安部)

『2021明治安田J1』第1節・浦和×FC東京は2月27日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットはREX TICKETにて発売中。試合の模様はDAZN、NHK総合にて生中継。