3月20日(土)〜6月6日(日)の期間、名古屋市科学館にて「ノーベル賞受賞100年記念『アインシュタイン展』」が開催される。

本展では、1921年にノーベル賞を受賞した“20世紀最高の物理学者”アルバート・アインシュタインの科学理論や、日本とのつながりについて、国内外の貴重な資料やゲーム体験などを通して紹介。子供たちが楽しみながら学べる内容となっている。

今回、見どころのひとつとなっているのがゲーム体験だ。例えばアインシュタインが発見した「光速度不変の原理」によって起きる不思議な現象を体験できる「爆弾解除!光速サイクリング」は、1年後に爆発する爆弾を自転車に乗せ、光の速さでも2年かかる惑星までこぐというシミュレーションゲーム。ドキドキハラハラのゲームを通して、時間と距離が伸び縮みする世界の変化を体感できる。また、「光は粒子であり、波でもある」と二面性を発見し、ノーベル物理学賞を受賞したアインシュタイン。「光の粒で電子を飛ばそう!」のコーナーでは、光の粒に見立てたボールを、的に当てるゲームを体験できる。様々な色のボールを的に当てると「でんしくん」が飛び出し、ボールの色によって、でんしくんが飛び出す高さが違うのはなぜなのか、光の秘密を学びながら、より多くのでんしくんを飛ばして、高得点を目指して楽しもう。

会場ではこのほかにも、 一般相対性理論を体験できる「デジタル宇宙空間の散歩」のコーナーや、ブラウン運動を体感する「光のランダムウォーク」など、様々なゲームやおもちゃを用意。アインシュタインの科学理論や、日本とのつながりについて、子供たちが楽しみながら学べる展覧会『アインシュタイン展』の前売り券は3月19日(金)まで販売される。

■ノーベル賞受賞100年記念「アインシュタイン展」
3月20日(土・祝)-6月6日(日)
開館時間:9:30~17:00
(入場は16:30まで)
会場:名古屋市科学館理工館地下2階イベントホール(名古屋市中区栄二丁目17番1号)
休館日:毎週月曜日(5月3日は開館)、4月16日(金)、5月6日(木)、5月21日(金)