生プリン「レギュラー」(600円)と「プレミアム」(800円)を食べ比べ!

左が恵壽卵を使ったプレミアム、右がレギュラー

恵壽卵の濃い色味。ぷるんぷるんの見るからに弾力のありそうな見事な形。
見た目の勝負は間違いなくプレミアムの勝ち!
では、そのプレミアムのお味は・・・?

早速黄身をつぶそうとするが…

全然つぶれない! 何だ、この跳ね返し!

おっ! つぶれた、つぶれた! さあ、いよいよです!

キャラメルソースをかけて・・・

いただきま~す!

もう誰が見ても美味しいでしょ、これ。
とろけるような優しい口当たりのバニラ風味のムースは、口の中に広がる甘さも絶妙。恵壽卵の卵黄は、見た目以上にねっとりと濃厚。キャラメルソースは、甘すぎず苦過ぎずの程よい焦がし加減。

それぞれにすくい上げれば、しっかりと主張する「ムース」と「たまご」と「ソース」の味。
しかし、その3つの味が混ぜ合わされることで、まったく別の魅惑の一品に仕上げられる。それは、これまでに食べた生プリンとも違う、濃厚でクリーミーな幸せを感じる味。

その濃厚さは、宇都宮氏の濃厚キャラがかすんで見える程

ちなみにレギュラーの方は・・・?

こちらも我が家のデイリーユースのたまごに比べたら間違いなく格段によいものに違いないが、それでも恵壽卵の弾力には及ばず。

正直、食べ比べて違いが分からなかったらどうしようと不安を感じていたのだが、大丈夫! この濃厚さと味の深みの違いは素人でも分かります!

これは、藤野さんが「ぜひプレミアムを!」とオススメするのも一口食べればなるほど納得。

もう一度いいます。ぜひ、プレミアムを!

取材を終えて

今年に入り、すっかりテレビでもおなじみとなった「しょうゆ きゃふぇ」のプレミアム元祖生プリン。その効果もあり、今では多い日には80個から100個も生プリンが注文されるのだとか。

そんな行列のできる人気カフェを、現在ひとりで任されているのが北海道出身の高野さんだ。

そのきっかけを聞くと「フレンチの料理人を目指した時にインターネットで見つけたのが六川シェフ。勇気を出してツイッターをフォローしたら、シェフが返事をくれていろんなことを教えてくれたんです」と、シェフの人柄が伝わる出会いのエピソートが明らかに。

今回、残念ながらお会いすることができなかった六川シェフ。
しかし、シェフが探し出した美味しいお醤油を使ったパンや恵壽卵のプリン、
そしてシェフが出会い想いを伝えた藤野さんや高野さんとお話することで、その人柄や料理への情熱をひしひしと感じることができた。

食材や人との出会いを大切に考えるシェフだからこそ、これからもたくさんの出会いの中から、感動の味を私たちに届けてくれるに違いない。

―終わり―

しょうゆきゃふぇ
住所/横浜市中区元町1-77-4
営業時間/10:00~16:00
定休日/第2水曜日(祝日は開館し翌日休)、年末年始
電話番号/045-211-1101

ライター:秋山 千花
※本記事は2015年7月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

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