©蛭子能収

開運しちゃう!? 元旦からはじまる縁起のいい展覧会

ギャンブルが好きで変わったオジサン。

最近ではTV番組での露出が多く、お茶の間の人気タレントとして知られる蛭子能収さん。
ですが元々は、その物腰の柔らかさからは想像がつかないほど、超シュールで不条理な画を描き続ける奇才漫画家であり、“蛭子語録”とも呼ばれるほど独特な発言が話題となっています。

そんなギャップが魅力の蛭子さんの歴史を一気に振り返られる展覧会が開催されます。なんともシュールで不思議な“えびすワールド”全開の展覧会。元旦より開催ということで、2016年の抱負や開運法まで語っていただきました!

新春 えびすリアリズム~蛭子さんの展覧会~
2016年1月1日(元旦・金) 渋谷・パルコミュージアム(渋谷パルコ PART1・3F)

奇才・蛭子能収さんってどんな人?

©蛭子能収

蛭子さんは、出身の長崎から上京後、普通のサラリーマン生活を送りながら、1973年に雑誌『ガロ』で入選し、漫画家としてデビュー。

デビュー後は、「笑う悪魔の黙示録」「黒いギャンブラー」「俺は大丈夫」などをはじめ、シュールなギャグ漫画をはじめ、独創的な作品を次々に発表。もっとも過激な作風の前衛漫画家であり、サブカルチャーの分野においても、重要な役割を果たした漫画家の一人として知られています。

1980年代以降は、映画『諌山節考』で念願の映画監督としてデビュー(2003年)、現在はタレント、俳優、漫画家、エッセイストとして、多岐にわたるジャンルで活躍しています。

そんな、“奇才”と呼ばれる蛭子さん。その作風は、独特な語り口に柔らかな物腰…普段TV番組で見るキャラクターからは想像できないほどシュールで、見るものに訴えかけてきます。

今回の展覧会では、蛭子さんの知られざる不条理の世界を、年代を追って公開されるとともに、初公開の新作を含めて展示。一体どんな“蛭子ワールド”が飛び出すのでしょうか?