[146回]宮澤佐江、AKB48G"卒業発表"までを語る(3)―メンバー、心友、ファミリー。心を支え続けてくれた身近な大切な人（3/9） - 宮澤佐江連載「ミラチャイ」

メンバー、心友、ファミリー、心を支え続けてくれた大切な人。佐江ちゃんの身近な人たちを通して卒業発表を聞いていきます。「高かった“壁”も、人は味わえない貴重な経験」と話す佐江ちゃんが、たっぷりと語ってくれました。

そう!　だから、ふとしたときに、「今から深夜カフェ行こうよ」って、言ったりできるんだなあって思うと、本当に楽しそうだな、って。

今までだったら、次の日、お仕事が朝早かったり、悩みを抱えていたりしたら、家の中に込もって、“自分で解決しなきゃ”って思ってたんです。

でもこれからは、例え、夜中の12時を超えちゃったとしても、気軽に2人に会って「悩みを聞いてほしい」って言えると思うんです。気軽に話せる機会が増えると、1人で溜め込まなくてよくなるかもしれません。

ーー後輩が多い今のAKBグループだと、“相談できる相手が少なくなってきているのかな? ”とも思いますが、どうですか?

とくにこの2年は、そうだったかもしれません。相談するとなると、一（いち）から説明しなきゃいけなくて、それが難しいというのもあるんです。

難しいから、優子や才加に対しても“一から話すのが面倒くさい”って、思ってしまったり。SKEとAKBの環境は違うし、一から十まで話さないと、その相談事にたどり着けないというのもあって。だから、SKEの相談事はあんまりしていなかったかな。

それに、48グループの悩みって、グループの外の友人に話すことでもないし。。

ーーとりまく環境が他とは違うからこそ、悩みを共有するのは難しい?