【BABYMETAL】急増中「女性メイト」座談会! “赤ミサ”の雰囲気、“神バンド”の印象は?

アイドルとメタルを融合したメタルダンスユニット「BABYMETAL」。世界的な活躍をみせる中、近年女性ファンが急増しているとのこと。“女性メイト”たちはBABYMETALのどこに惹かれているのか。座談会で徹底的に語っていただきました!

左からSAKU-METALさん、MAJO-METALさん、KYAN-METALさん。余談ながら、取材場所のカラオケボックスで“まま音”鑑賞会も開催左からSAKU-METALさん、MAJO-METALさん、KYAN-METALさん。余談ながら、取材場所のカラオケボックスで“まま音”鑑賞会も開催

世界的な活躍をみせるメタルダンスユニット・BABYMETAL。今年は41日に世界同時発売された2ndアルバム『METAL RESISTANCE』が、アメリカ・ビルボード誌の総合アルバムチャートで39位にランクイン。1963年に坂本九が『Sukiyaki And Other Japanese Hits』で14位に入って以来、53年ぶりとなる日本人2組目の快挙を達成した事実は各メディアで大々的に伝えられた。 

さらに、42日のSSEアリーナ・ウェンブリーでのイギリス公演を皮切りにスタートした自身3度目となるワールドツアーでは、アメリカやヨーロッパでの単独公演と共に名門ロックフェス『DOWNLOAD FESTIVAL 2016』で、日本人としては異例のメインステージへと招聘。

そのさなか、アメリカ国内の人気テレビ番組『The Late Show』へ出演、イギリスの老舗音楽誌『Kerrang!』主催の音楽授賞式「Kerrang Awards 2016」で最優秀ライブバンド賞を獲得するなど、国外での活動も広がり続けている。

さて、BABYMETALの持つ世界観や音楽性はさまざまな局面から伝えられている。文脈としてよく使われるのは“熱狂”という言葉であるが、その核にあるのは、彼女たちのライブだ。

振り返ると“衝撃”や“衝動”という言葉もよくみられるが、熱狂のさなかには、飢えた獣のように雄叫びを上げる男性たちの存在がある。彼女たちのファンは通称“モッシュッシュメイト”と呼ばれるが、じつは、現場ではある変化も目立つようになってきた。 

それは、女性ファンの増加である。客観的なデータこそないものの、少なくともライブへ足を運んでみると女性ファンが増えたという印象を語るファンの声も時折耳にする。 

実際のライブでは、体力に自信のない人たちや子ども、女性向けとされる“HAPPY MOSH'SH PIT”と呼ばれるエリアが作られるなど、運営側の配慮もみられる。また、昨年4月と8月にはファンクラブ的な位置づけにあるWEBメンバー「THE ONE」に入会した女性のみが応募可能な女性限定ライブ「APOCRYPHA -THE RED MASS-」、通称・赤ミサも開催された。

先述のとおり、多くはその世界観や音楽性が客観的に論評されるBABYMETALだが、そのさなかで、女性ファンは彼女たちのどこへ惹かれているのか。その真意をわずかでも浮き彫りにするべく、3人の女性メイトたちに集まってもらい思いの丈を語ってもらった。 

座談会メンバー(2016年5月末現在)

SAKU-METAL(20代)
メイト歴(ライブ参戦回数):約1年半(21回)
初参戦:2015512日「BABYMETAL WORLD TOUR 2015(カナダ・トロント)」
魅力:言葉・宗教・国籍・文化、すべての壁を乗り越えてしまうところ 

MAJO-METAL(40代)
メイト歴(ライブ参戦回数):約2年(5回)
初参戦:2015110日「BABYMETAL LEGEND2015”~新春キツネ祭り~」
魅力:存在が気になり聴きたくて、ライブを観たいというのがすべて 

KYAN-METAL(50代)
メイト歴(ライブ参戦回数):約24ヶ月(5回)
初参戦:2014118日「LIVE EXPO TOKYO 2014 ALL LIVE NIPPON Vol.2
魅力:他の誰もやっていないスタイル

 ――本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。お時間の許す限り、女性メイトのみなさんにたっぷりと語っていただきたいと思います。さて、さっそくなんですがみなさんがBABYMETALを知ったきっかけからお聞かせください。

SAKU「じつは、ライブへ参戦するだいぶ前から存在は知っていました。初めて見たのは今から34年ほど前で、今も変わらずバンドをやっていることから、新しいバンドや音楽を知るために録画していたMTVのロック特集で『イジメ、ダメ、ゼッタイ』のMVが流れていたんです。

ただ、その当時は『ヘヴィメタルを馬鹿にしやがって!』と内心思っていたんですけど、曲だけがなぜか頭に残っていました」 

――ご自身が音楽をやっているからこそどこか受け入れられなかったのかなと。でも、そこからどのようにしてハマっていったんですか?

SAKU「演奏するのが(楽器を弾くマネをする)骨バンドだから『こんなものバンドじゃない』と斜にかまえていたんですけど、いつだったか(生演奏による)神バンドが弾いてると友だちから聞き、久びさにYoutubeで調べてみたんです。

その後、父親から『いいからコレを見ろ!』とNHKの『BABYMETAL現象~世界が熱狂する理由~』(20141221日放映)をすすめられて、そこからですね。しょうがない見てやるかと思ったら『何この子たちかわいい!』と気持ち変わって、上から目線だけどようやく認めたというか完璧に屈しました(笑)」

――熱狂的なアンチがコロッと寝返ったような典型的な例ですね(笑)。MAJO-METALさんはいかがでしたか? 

MAJO「私も正直、初めは日本人とは思えず『ふざけた名前』と思っていたかな(笑)。2014年の世界ツアー(BABYMETAL WORLD TOUR 2014)以降に、レディー・ガガのツアーへ帯同したニュースを見て、その後に『ギミチョコ!!』の再生回数がとんでもないというニュースを見てYouTubeで検索してみたんです。すんなり受け入れてはいなかったけど、歌い出しの『あたたたたーた』が耳に残っていて、混乱というか、頭の中で整理するために何度も繰り返し聴いていたんですよ。

そしてどこかのタイミングで、『紅月-アカツキ-』の評判を目にして聴き始めたらメロメロになりました(笑)」

――すんなりとはいかないまでも、どこか気になっていたというのはみなさん共通の思いなんですね。KYAN-METALさんは、初めて見たのがライブだったんですね。

KYAN「そうですね。ニッポン放送の開局60周年イベント(『LIVE EXPO TOKYO 2014 ALL LIVE NIPPON Vol.2』)で、そもそもはゴールデンボンバーが好きだったので友だちと足を運んだんです。当時はYUIMETALMOAMETALが中学生だったからか、夕方からのイベントで出演順がいちばん最初だったんです。

印象的だったのは『イジメ、ダメ、ゼッタイ』で、子どもがいじめられていた経験もあったから歌詞とメロディが心に残ったんです。(神バンドのギタリスト)大村孝佳さんも教え子だというケリー・サイモンさんのファンでもあったので、チケットもなかなか取れなかったので、初めてライブへ参戦するまでは徹底的に調べまくっていました」

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