宮澤佐江

--さあ、佐江ちゃん。今回は、芸能界復帰後、第一作目のお仕事となった舞台『ピーターパン』のお話からお聞きします。よろしくお願いします!

はい! よろしくお願いします。

--まず、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、日本での上演が39年間続く、歴史のとても長い舞台。そのなかで佐江ちゃんは、2年前の2017年、そして今年と、ネバーランドに住むインディアンのプリンセス、タイガー・リリー役として舞台に立ちました。

はい。今年の『ピーターパン』は、お休み後の最初のお仕事で、前回も話したけれど、一度立ったことのある舞台。カンパニーのメンバーにも知っている方がいて、とてもありがたい環境でお仕事に臨めました。

久しぶりに舞台に立つことへの不安はあったけど、1度目より堂々とできていたと思います。

--肩の力を抜いて臨めた。

そうですね。

お休みする前の私は「かっこいい自分」や「着飾った自分」を、どこかしらで皆に見せ続けていたところがあったんです。

でも、再出発するときは「1年お休みをして、再出発したばかり。ブランクがあるから、できないことがあっても当たり前なんだ」っていう精神で臨むことができたんです。自分のなかで「逃げられる場所」を作れたというか。

だから今は、いい意味で「度胸」ができて、自分の心臓の強さを楽しんでいます。この強さが“今までの自分に必要なものだったんだ”って、今、すごく感じていて。今までの自分は弱すぎました。

この気持ちを持ち続けられるのは、再出発した今だけかもしれない。でも、意識し続けて、1年後になっても、この心臓の強さは持っていたいと思っています。

今年の『ピーターパン』は、肩の力を抜ける部分を作れたから、気持ち的にすごく楽でしたし、何よりも楽しかった。もちろん、ウェンディ役で出演していた、河西智美がいたからというのが90%占めているかな(笑)

彼女はAKB48で一緒にデビューして、その後は、同じ芸能の世界でも違う道でがんばってきた「戦友」。人の気持ちを察知する能力がとても高い子で、悔しい気持ちも、嬉しい気持ちも全部隣にいてわかってくれて。

そんな彼女といられたことが、肩の力を抜いて臨めた大きな理由でした。

--不思議なめぐり合わせですね。

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