自分の作品の世界は、いい意味でも悪い意味でも劇的に変わることはない

 

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数多くのトライ&エラーを繰り広げながら、“なんだコレ?”という驚きと誰もが楽しめるポップ感覚を併せ持った作品を生み出してきた“たむらぱん”。現在彼女は、自らの音楽の根本にある“言葉(=歌詞)”を改めて見つめ直そうとしている。『wordwide』は、その最初の成果と言えるだろう。


「前作の『mitaina』では、いろんなアーティスト、ミュージシャンに参加してもらったんですけど、それは“自分のなかで何かが劇的に変わるんじゃないか?”という期待があったからなんです。でも、そんなことはなかなか起きないんですよね、いい意味でも悪い意味でも。

もちろん、みなさん素晴らしいアーティストばかりだし、いっしょに音楽を作ることで得るものもたくさんあったんです。でも、やっぱり自分は自分というか、私自身の意思がある限り、作品の世界観が大きく変わることはないんだな、と。

だから今回のアルバムは、最初の頃に戻った感じもあるんですよね。アレンジとかサウンドが突出しすぎて、もともと大事にしていた部分(歌/歌詞)が伝わりづらくなるのもイヤだったし。ただ、歌詞を書くときの視点は変わってきてると思います。ここ数年は大きな視点から書くことが多かったんだけど、『wordwide』はもっと個人的というか、“対・誰か”に歌ってるものが中心なので」
 

8/20『SuG LIVE BATTLE 2012 “LIVE! TOWER RECORDS DAY” 「- SuG VS たむらぱん VS BABYMETAL -」』でのライブの模様
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11月に行われる全国ツアーに関しても、「音圧とか勢いで押すんじゃなくて、歌詞だったり歌だったり、伝えたいところをきちんと伝えられるライブにしたい」と話す彼女。自らのアイデンティティを見失うことなく、自らの音楽性を奔放に広げ続けるたむらぱんの存在は、停滞しているJ-POPシーンにおいて、さらに大きな意味を持つことになりそうだ。


「弾き語りでも成立する曲がいいなと思ってるんですよね、いまは。実際に作り始めてるんですけど、すごい難しいんですよ。まったくごまかせないし、間奏を長くするわけにもいかないし。どうしてもアレンジを凝ろうとしちゃうんですよ、私(笑)」
 


『TAMURAPAN ワンマンライブ全国ツアー』
11/09(金) 北海道:KRAPS HALL
11/15(木) 愛知:NAGOYA CLUB QUATTRO チケット購入 [ https://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1228193&afid=681]
11/16(金) 大阪:BIGCAT チケット購入[ https://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1228551&afid=681]
11/24(土) 宮城:SENDAI CLUB JUNKBOX チケット購入[ https://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1228587&afid=681]
11/25(日) 新潟:LOTS チケット購入[ https://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1228477&afid=681]
11/28(水) 福岡:DRUM Be-1 チケット購入[ https://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1229016&afid=681]
11/30(金) 東京:SHIBUYA-AX チケット購入[ https://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1229024&afid=681]