「名刺には、『活火山・休火山・死火山』の3つがあります。アクティブな関係を続けている人の名刺が“活火山”。卓上のカードホルダーなどで管理するのはこれだけで十分で、何千枚も名刺を持っている人でも、だいたい200枚程度に収まります。
仕事人脈をシンプルに整理する上でも、過去に付き合いがあったが現在は連絡を取る予定がない“休火山” の名刺、名刺交換したきり交流のない“死火山”の名刺とは明確に扱いを分けるべきです」
年間3000人と名刺交換をするという中島さんも、カードホルダーで管理している名刺は常時200枚だという。当面使うことがなさそうな「休火山/死火山」の名刺は、専用のファイルを作って収納しておくか、あるいは思い切って捨ててしまうことも考えたい。そのために「“マイルール”を作っておくのもいい」と中島さん。
「例えば私は、次のようなルールで10日に一度、名刺を整理していました。まずは『残す名刺』と『捨てる名刺』を2:8の割合で分別し、さらに『残す名刺』を仕事で関わる頻度でふたつに分類。
頻度の低い名刺(残した名刺の9割)はファイルにしまい、頻度の高い名刺をカードホルダーに移す、というものです。定期的に行うことで常に名刺が整理された状態になり、アクティブな仕事人脈を把握しておくことができます」
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