「今のご時世、人の行動をあれこれ見張って、時には通報しちゃう“自粛警察”なんて言われる人たちがいますよね。うちの姑がまさにそれ。

『今日公園で遊んでた小学生を通報してやった』『いまだに保育園に行かせてるの? 何考えてるの!』なんてLINEが飛んでくるのは日常茶飯事でした。

ただ、その姑、一時期トイレットペーパーやマスクの買い占めに足繁く出かけて、車でうちにそれを届けに来るんですよ。自分の外出はいいんかい(笑)って感じですよね。

いちいちうるさくてうんざりしていたけど、実際、スーパーに物品がなくなってしまった時は姑の“買い占めデリバリー”は助かりました。

『おかげでとっても助かっています』『外出は怖いですよね、わかります』などと、とにかく持ち上げました。これに尽きます。

そしてマスクやトイレットペーパーをもらっていました。

まあ、こういう人たちのせいで品薄状態になっていたんでしょうけど……」(IT関係企業勤務/34歳)

コロナ禍での買い占め行為は決して褒められた行動ではありませんが、子どもがいる家庭でトイレットペーパーなどの不足は大問題。このママも「背に腹はかえられない」という気持ちだったとか。

ちなみにこの姑は現在、「あの時は冷静ではなくて、恥ずかしい行動や発言をしていた……」と反省しているそうです。