(写真左より)宇都宮ブレックス・比江島慎、ライアン・ロシター (C)B.LEAGUE

宇都宮ブレックスの4年ぶり2度目の優勝か、千葉ジェッツの3度目の正直か。『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21』も残すところ、いよいよ『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21』のみ。5月28日、前日オンライン記者会見が行われ、ヘッドコーチ、選手たちが意気込みを語った。

「うちの強みはチームワーク。チームとして戦い、チームとして勝って来た。ファイナルでもチームワークを出していきたい」(宇都宮・安齋竜三HC)
「目標のひとつであるファイナルに辿り着いて幸せ。ファイナルを楽しみ、優勝したい。コートに誰が出ても力が落ちないのがうちの強み」(比江島慎)
「ファイナルの難しさはあるが、一戦一戦目の前の試合に集中したい。チームメイトとの信頼感と絶対に諦めないブレックスメンタリティを持って臨みたい」(ライアン・ロシター)
「コロナによってタフなスケジュールになってしまったが、タフなスケジュールによってチームが一丸となった。宇都宮とやる時はボールポゼッションで勝たないといけない。ボールへの執着を見せていかない」(千葉・大野篤史HC)
「ファイナルは3度目、もう今年は優勝するためにここに来たし、準備してきた。チームはいい時も悪い時もあったが、この2か月でいい状態になって来た」(富樫勇樹)
「タレントの揃ったチームだが、それをあてにせずエナジーを持って、エクスキューションしていけば大丈夫」(ギャビン・エドワーズ)

『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21』の勝負のポイントを問われた指揮官は、次のようにコメントした。
「千葉は強いチーム。何年も戦い、いいところはよくわかっている。強い千葉に対して、自分たちのバスケを展開することが大事。まずはブレックスらしいバスケをしたい」(安齋HC)
「『CS』とレギュラーシーズンは別物。タクティスよりもメンタリティ。メンタルで勝たないといけない。エナジーを持って40分間戦い続けなければならない」(大野HC)

相手チームの警戒する選手・プレーを質問されると、選手たちはこう答えた。
「トランジションをプッシュして来る富樫選手をしっかりディフェンスしたい」(比江島)
「ピッグマンから富樫選手へボールを渡してトランジションでもピックアンドロールでもどこからでも点を取って来るので、すべてのプレーを警戒したい」(ロシター)
「宇都宮とやる時は特にリバウンドが重要になって来る。コートに出ている5人で取りに行く、取らせないのが大事」(富樫)
「本当にリバウンドがキーになる。ひとつ一つのポゼッションが大事になる」(エドワーズ)

『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21』は5月29日(土)・30日(日)・6月1日(火)・横浜アリーナにて開催。GAME1はNHK総合、GAME2は日本テレビ系、NHK BS1、GAME3はNHK BS1にて生放送。