「一年付き合っている彼女がいますが、もっと付き合いの長い女友達がいて、その子とはふたりで食事に行ったり電話したりします。

もちろん彼女には紹介していて、やましいことはありません。

友情しかないしその子も彼氏がいるし、おかしなことにはならないという自信がありました。

でも、その子が彼氏と別れたとき、何度も相談されて距離が近くなりました。

『たまには泊まったら?』

と週末に女友達の部屋でお酒を飲んだときに言われ、さすがに断ったけど

『こんなつらい状態の私を置いて帰るなんて、ひどい』

と泣かれてしまい、さんざん悩んだけど彼女には黙っておくことを条件に一緒にいると決めました。

でも、いざ布団を敷いて横になると

『何かあっても彼女にはバレない』

って変な気が湧いてしまい、女友達もそういう雰囲気なのがわかるし、かなり苦しかったですね。

それでも、“ここで何かあったら彼女だけじゃなくてこの子ともいい関係でいられない”と言い聞かせ、何とか耐えて一晩過ごしました。

次の日はすぐに帰ったけど、彼女と順調でもこんなシチュエーションになったら心変わりする自分を知り、今も複雑な気持ちです」(29歳/セールス)

やましいことは起こるはずがないと思っていた女友達でも、状況が変わると“出来心”が生まれることもあり、距離感のキープが難しいのを実感します。

流されなかったことより、「そうなる自分」を目の当たりにするほうがショックですよね。

頼られたら断りづらいとしても、一線を引く姿勢を忘れず、また相手にも伝えておくことが大切です。