「彼氏の浮気を知ったのは、私が実家に帰省して戻ったときでした。
彼氏の部屋には明らかに女性の気配があって、問いただしたけどはぐらかされてモヤモヤしていましたね。
それからすぐのこと、連絡なしで彼氏の部屋に行ったらドアを開けてくれず、もしや……と思った私は帰るふりをして待ち伏せしていました。
案の定、少ししてから女性が出てきて、アパートを出たところで私とエンカウント。
向こうもすぐに私が彼女だと気づいたのか、ぎょっとした顔で立ち止まりました。
正直に言うと顔も外見もすごくいいってわけじゃないし、どうしてこんな人と……と思ったら頭に血が上ってしまいました。
『気持ち悪……』と言ったら向こうも逆上したように『待ち伏せしているのも相当キモいけど』と怒鳴り返してきて、心臓がバクバクしましたね。
すぐに女性は立ち去り、私は彼氏の部屋へ。
出てきた彼氏のニヤついた顔を見たら本当に虚しくなり、その場で別れました。
終わったのはいいけれど、その女性とのやり取りがずっと頭から消えず、待ち伏せはしても顔を合わせなければよかったなと後悔しています。
こんな場面って、彼氏との別れ話よりずっと後味が悪いんですね……」(26歳/総務)
浮気相手と正面から対峙することは、勇気もいるし受ける痛みも大きくなります。
いい言葉なんか絶対に出るはずがないこんな場面を迎えるなら、相当の覚悟が必要です。
彼氏より、浮気相手とのこんなやり取りのほうがずっと尾を引くので、頭にきても冷静な言動を心がけたいですね。
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