「体の関係などない、健全なお付き合いを続けていた男友達がいました。
私がある男性を好きになり、告白が成功してお付き合いできるようになったときも、その男友達は喜んでくれて。
彼氏には、『おかしな関係じゃないし、これからは距離をあけて友達付き合いをする』ときちんと説明していました。
彼氏は信用すると言ってくれて、私も男友達とは連絡を減らして彼氏との関係に集中していたのですが……。
男友達は、私からのLINEが少なくなったことが気になったのか、以前より頻繁に電話をかけてくるようになりました。
週末の夜など、私が彼氏と一緒と説明してもお構いなしに会話を続けようとするし、最初は何とか早く切り上げていたけど2週間も続くとさすがにウンザリしてきて。
『ごめん、連絡をくれるのはうれしいけど、今は彼氏がいるし今までのようにはできない』と正直に伝えました。
すると『彼氏との間を邪魔するつもりはないけど、友達との縁も大事じゃないの?』とあっさり返されて引いてしまいました……。
彼氏と付き合うことになったとき、私がこの男友達にはっきりと今後どんな接し方をするか、話していなかったのがいけなかったのかもしれません。
普通は空気を読んでくれるでしょ、と甘く考えていました。
彼氏にこんな話はもちろんできないし、機嫌を損ねないようにしながら男友達の相手もするのは本当に大変でした。
彼氏との関係は順調なのに、こんなところに“伏兵”がいたなんてびっくりです」(30歳/配達)
彼氏ができるまでは特に問題がなかった男友達。
仲のいい友人に恋人ができれば距離を取ることを考えそうなものですが、引けないのは自分のことを忘れてほしくないからです。
わかるけれど、存在を割り込ませるほど女性の気持ちは萎える一方になります。
交際とは関係のないことでも、女性にとっては思わぬトラブルといえます。