お気に入りのアイテムをかっこよく写真におさめるのは、簡単そうに見えて実は奥が深い。被写体の魅力や、撮る側の気持ちまでが伝わる写真を撮るには、どんなテクニックが必要なのだろうか? 『写真で稼ごう』シリーズ(マイナビ)の著者であるクリエイターの黒田智之さんに、かっこいい写真を撮るためのポイントを伺った。

ハイキーな写真が人気 暗い写真は濃淡を強調すべし

『写真で稼ごう【撮り方編】』
(マイナビ)
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お気に入りのアイテムをかっこよく写真におさめるのは、簡単そうに見えて実は奥が深い。被写体の魅力や、撮る側の気持ちまでが伝わる写真を撮るには、どんなテクニックが必要なのだろうか?

自分の写真をウェブにアップして販売することができるストックフォトサービスの本『写真で稼ごう』シリーズ(マイナビ)や『140文字でわかるインスタグラム入門』(マイナビ)の著者であるクリエイターの黒田智之さんに、かっこいい写真を撮るためのポイントを伺った。

写真の印象を決める大きな要素のひとつが、光量、つまり写真の明るさだ。撮影する場所や条件によって光量はさまざまだが、一般的には暗い写真よりも明るい写真の方が好まれるらしい。

「ハイキー(明るい部分を強調した陰影の少ない表現)で、トーンの揃っている写真が人気です。フワッとした儚げな仕上がりが特徴なので、輝度や明暗差が激しい被写体や、色数の多い場面での撮影は避けましょう。シンプルな被写体を、余計なモノが入っていない構図で撮ると、雰囲気が出ますよ」

ピンボケの写真でも、ハイキーに加工すると味が出ることもあるのだとか。撮影に失敗した際は、削除する前に実験してみるのもいいかもしれない。