ソーシャルメディアが身近になった今、写真の重要性が高まっている。Facebookでは、文章だけの投稿よりも写真を添えた投稿のほうが「いいね!」がつく割合は明らかに高い。では、どうしたらウケる写真を撮ることができるのか? 今回は、オープン当初の2004年からFacebookを使っている人気ブロガー・またよし れいさんが、「いいね!」がつく写真の撮り方、アップの仕方、コメントの付け方を徹底レクチャーする。
たくさん撮って1日1枚アップする
ソーシャルメディアが爆発的に流行し、誰もが何らかのサービスを使っている時代。「友達」の情報量は昔と比べて格段に増えたけれど、「最近あまりいいね!が付かない」「みんながあまり反応してくれない」「いい写真だと思ったのにあまりウケない」といった悩み(?)を聞いたり、モヤモヤと悩んでしまった経験はないだろうか。
せっかく投稿した写真も、増えすぎた情報の中へ埋没してしまう可能性もある。特徴がなく、目立たず、忘れ去られてしまう写真……それではもったいない。そして何よりも、いいね!がまったく付かないと、何だか寂しい。どうすればいいの?
月間100万PVを誇る人気ブログ『Last Day.jp』を運営し、ウェブデザインやウェブ制作、スマートフォンアプリ開発を手がけるまたよし れいさんに話を伺うことにした。
本業の傍ら、ソーシャルメディアを通じた情報発信に関するセミナー活動などを、全国各地で行っているまたよしさん。本人自身も、様々なお役立ち情報をソーシャルメディアを通じて効果的に発信し続けている。そんなまたよしさんに「SNSでいいね!がつく写真」とは何か?と尋ねると、「自分が『友達に見せたい!』と思う写真を投稿すれば、いいね!はつきます」との力強い答えが返ってきた。
「自分がつまらないなと感じた写真は、他の人も同じようにつまらないと感じるもの(笑)。投稿する前に客観的な目で、いざ相手の立場に立ったときにいいね!したくなるかどうか、改めて見てみるのは大事なことかも知れません」
友達に見せたくなるような面白いものはないかと、街へ出たときに自然と「ネタ探し」しているというまたよしさん。かなりの枚数の写真を撮るが、公開するのは基本的に1日1枚に限定し、「渾身の1枚」しか投稿しないと決めている。
「心からいいなと思える、友達に届けたくなる写真だけを、厳選して投稿しています。ただし、それを意識しすぎるとSNSがつまらなくなるので『友達に見せたいな』『面白いな』と思えるものを、気負うことなくアップすればいいと思いますよ」
それでもどんな写真にいいね!がつきやすいのか知っておきたい。いいね!されやすい写真のポイントを伺ってみた。