POINT2 サービスの仕組みを徹底的に知る
今最も勢力を伸ばしているSNS・Facebookを集中的に見ていこう。またよしさんは、Facebook特有の「シェア」に重きを置く。
「いいね!はもちろん、シェアされる(拡散される)写真がいいですね。シェアにはいいね!やコメントの30倍もの拡散力があります。影響力のある人物がシェアすると、拡散力は100倍以上になることもあるんです。3回シェアされると世界中の人たちへ情報が届きます。いいね!も大事ですが、たくさんシェアされる投稿こそ、結果的にたくさんのいいね!が付きます」
フィードにはいいね!やシェアがつく投稿が、優先的に出てくるという特徴がある。投稿して1度いいね!されるとフィードに露出してくるので、さらにいいね!やシェアがされやすくなる。最初にいいね!されることがポイントとなるため、「まず自分が友達の写真にいいね!やコメントすることから始めて下さい」とまたよしさん。
「友達が自分の投稿に反応してくれると、やはり返そうと思うものです。友達がくれたコメントにも必ず返しましょう。コメント欄で議論が活発になると、ほかの人も加わってより賑やかになり、さらにいいね!やコメントが増えていきます」
1日の写真投稿回数にも気を付けている。
「写真がフィードに表示されやすくなるのは1日1回。どうしても1日に複数枚投稿したい場合は、最低でも2時間は空けるようにして下さい」
1日に何枚も写真をアップすると、アルバムにまとめられてしまうため、フィードで写真が目立たなくなってしまうというデメリットがある。投稿したい写真がたくさんあっても、別の日のネタとして取っておくのが正解かも。
投稿に向いている時間帯も知りたい。やはり通勤時間やランチタイムの朝、昼、晩に絞ったタイミングが、ベストな投稿タイムなのだろうか。
「これは人によってさまざまなので、いくつか投稿していくなかで、効果測定をするのがいいでしょう。僕はこれまで朝から夜までの各時間帯で投稿してみて、みんなの反応が良い時間は朝の7~8時だなと分かりました」
大切なのは、自分の友達がよく活動する時間に投稿すること。またよしさんは、朝投稿した写真に付いたコメントに、昼のタイミングで返すという“裏技”も実践している。そうすることで、ランチタイムに写真が再びフィードに上がってきて、新たにいいね!やコメントが付くという。1度投稿したものを時間を空けて、フィードに登場させることは“いいね!”を増やすのに効果的だ。
<いいね!がつきやすくなるSNS利用法>
1. 1日1回の投稿ペースを守る
2. 連続投稿は最低2時間空ける
3. 朝の7~8時はみんなの反応がいい
4. コメント返しはランチタイムに
5. 友達の投稿にはマメにいいね!をつける
自分の写真にいいね!してほしいなら、自分も友達の写真をチェックしていいね!してみるなど、周りにも働きかけることが大事。相手にほめてもらえると、人間は誰しも素直に嬉しく感じられるものだ。