デジタル一眼レフカメラから、小型(ミラーレス)一眼カメラ(以下、小型一眼カメラ)に買い換える人が、近年、急増している。今後ますます消費者にも浸透していきそうな勢いだが、その魅力がどこにあるのか?アンケート調査から読み解いてみた。
街角の風景に、おいしそうな料理やかわいらしいペット。最近、ブログやSNSで素敵な写真を見かける機会が増えたという人も多いのでは? それも、プロのカメラマンや、機材を揃えて、レンズの研究を重ねて……というカメラフリークではなく、特段の知識や技術を持たない「カメラ女子」のようなユーザーたちが、クオリティの高い写真を投稿するようになっている。
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これには、手軽に高画質の写真撮影ができる「小型一眼カメラ」の普及が一役買っているようだ。スマートフォンのカメラやコンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)より画質がよく、従来のデジタル一眼レフカメラ(以下、デジタル一眼)より気軽に扱えるということで、近年でシェアを伸ばし、2012年1月にはデジタル一眼のシェアを上回っている。
ソニーマーケティング株式会社が20代~60代を対象に行った調査では、デジタル一眼カメラの購入を検討している人の58.1%が、通常のデジタル一眼ではなく小型一眼カメラを選んでいる。今後ますます普及していくことになりそうだが、いったいどんなところが魅力なのだろう?
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