うまくほめられない……コツを教えて!
ところで、いざほめるとなると、なんだか恥ずかしかったり、異性に対してほめていいのかためらわれたりすることがあります。
そこで井上さんに、職場でほめるのに慣れていない人が、誰かをほめるときのコツを伺いました。
井上「最初からうまく相手をほめられない人は、相手の持ち物や服装をほめることをおすすめしています」
<例>
男性には…「そのネクタイの色、いいですね」「時計すごくカッコいいですね、お似合いです」
女性には…「このバッグ、センスいいですね」「ネイルかわいい!」
井上「相手を直接ほめるのは恥ずかしかったり、異性に関して少し抵抗がある方にも、持ち物や服装だといやらしく感じません。これを『間接承認』といいます。
コツは会って10秒以内に伝えること。そうすると相手が心を開いてくれてその後の会話も弾みます。
人間関係が良好になると職場での生産性は必ず上がります。なぜなら、人は大好きな人と働いていると楽しく、積極的に仕事に取り組むから。まずはあなたから相手をほめて、職場の雰囲気を良くしていきませんか」
恥ずかしがらずに、まずは持ち物や服装からはじめて、楽しく仕事ができる職場づくりに自ら励みましょう!
【取材協力】井上敬一さん プロフィール
1975年兵庫県尼崎市生まれ。恋愛講師。 1万人以上の女性を口説き落とした伝説のホスト。
立命館大学文学部哲学科入学後、母親が破産。 借金のためバラバラになる家族を繋ぎとめようと大学を中退し、ホスト業界に入る。入店後は3ヵ月でNo. 1になり、5年連続No.1。当時の関西最高記録となる1日1600万円の売上げを達成。 その後、最年少ホストクラブ経営者を勤め、グループ累計165億6000万円の売上げを達成した。
現在は実業家として活躍する傍ら「恋愛力アカデミー」 などを主宰し、一般社団法人恋愛・結婚アカデミー協会・代表理事を務める。著書に『シークレット婚活塾 大好きなあの人にたった3ヵ月でプロポーズさせる禁断の恋愛マニュアル』「わかってくれない上司をうならせる神フレーズ50」がある。