「コロナ禍で夫の会社がリモートワークを取り入れるということで、家族で引っ越すことにしました。
私は友人と服やアクセサリーのネットショップを開業する予定で、コロナ禍が落ち着いたら買い付けに行けるよう準備をしたいねと話していました。
引っ越し先もその友人の家の近くで、気軽に行き来できるねと喜んでいた矢先、義父と喧嘩をした義母が突然なんの連絡もなく、うちに押しかけてきたんです。
その日も友人がうちに遊びに来がてら、仕事の話をしているところでした。
突然の義母の訪問と、友人が来ていることも重なり、私はテンパってフリーズしてしまったんです。
そんな私を見て義母が『すみませんねぇ、うちの嫁は本当にグズで。気も利きませんし…いつもイライラしてません?』と、友人に対して言ったんです。
『グズ』とはっきり直接言われたのははじめてでしたし、大好きな友人の前で義母がそんなことを言ったこともとてもショックでした。
すると友人が『そんなことないですよ!〇〇ちゃんはすごく気遣いができる方だし、これから始める仕事でも〇〇ちゃんの気遣いやセンスにすごく助けられてるんです。私がせっかちなので、〇〇ちゃんのおかげでじっくり考えることもできて感謝してるんですよ』と言ってくれました。
義母は友人の言葉で気を良くしたのか、『あらそうなの?これからもよろしくお願いしますね』と一言。
義母も軽い気持ちで言った一言だったのかもしれませんが、友人の言葉に救われました」(33歳/主婦)
こちらの女性いわく、この一件以降、義母が彼女にイライラしている様子を見せることが減ったそう。
彼女も義母に『お義母さんが早すぎるんですよ〜』と気楽に言えるような仲になったのだとか。
歳を重ねても、結婚して子どもを持っても、友情は大切なものですよね。