「ユニクロ 銀座店」が2021年9月17日(金)リニューアルオープンしました。

ユニクロのグローバル旗艦店として10年目を迎え、全12フロアがリニューアル。

新たなユニクロの内部を一足早く取材しました。

フォトギャラリー【写真80枚】「ユニクロ 銀座店」店内の模様フォトギャラリー

人にも地球にも優しい体験

新しいユニクロ 銀座店のコンセプトは「New Life, New Wear, New GINZA.」

1階エントランスには、20色のカシミヤニットを使った振り子のアートがお出迎え。

振り子アートを皮切りに、各フロアでは様々な展示が行われ、ユニクロの商品を体感することができます。

その多くに共通するテーマが「サステナビリティ」です。

地球に優しい取り組みをわかりやすく展示

例えば、3階では、使用済みのダウンを回収し、解体・分離してリサイクルダウンとして生まれ変わらせる工程を展示。

7階のキッズフロアでは、ペットボトルが生地の糸にリサイクルされる様子をより分かりやすく展示しています。

キッズフロアには緑色のドラえもんも登場し、クイズラリー形式でリサイクルを学ぶ仕掛けも施されています。

銀座の老舗とコラボ

地球に優しいだけではありません。

訪日観光客が減少した銀座の街のため、ユニクロが銀座を代表する老舗飲食店や人気ショップとコラボレーション。

オリジナルデザインのTシャツやトートバッグが販売されます。

木村屋のあんぱんがプリントされたTシャツや、歌舞伎座をモチーフにしたトートバッグなど、誰もが知っているアイコンがインパクトあるデザインになっています。

さらに、鳩居堂のお香や銀座たくみの生活雑貨など、銀座老舗の逸品も販売し、銀座に根ざし街を持続させる取り組みが行われています。

ここだけで楽しめるサービス

無裁縫で編み上げた3Dニットは、シルエットと着心地の良さを両立させた人に優しいニット。

東京・東雲の工場で生産された3Dニットは、銀座店と心斎橋店の2店舗限定販売です。

さらに、3Dニットが編まれていく過程も、実際の機械が稼働している様子とともに知ることができます。

11階のUTフロアでは、「UNIQLO PHOTO BOOTH」が登場。

UTの対象商品を購入すると、フォトブースで写真が撮れ、現在は「ピーナッツ」の背景で写真を撮り、スヌーピーたちキャラクターをスタンプで装飾する、プリクラのような体験ができます。

このブースが常設されるのは世界初です。

そして、最上階12階には、ユニクロのカフェが誕生。

ユニクロ初のオリジナルコーヒーが200円で楽しめます。

銀座ウエストで提供されているバタークッキーもユニクロのプリント入りで販売。

さらに、貴重な「ゲイシャ種」のコーヒー豆を使い、ハンドドリップで淹れるコーヒーも楽しめます。

後味のすっきりした上品な味わいのコーヒーは450円。

銀座で普通に飲むと1,000円以上するコーヒーだそうです。

他にも、1階には浅草店などで人気の花売り場が展開されます。