「会社に出入りする業者の既婚男性と仲良くなり、不倫していました。

好みの顔で男らしくて、私からアタックしていたのですが不倫中も尽くすことが多く、本当に舞い上がっていたんだなと思います。

別れたのは彼の業務が忙しくなり会う時間がなくなったからで、悲しかったけど疲れていたのも本音で割とあっさり終わりましたね。

別れてからも当然彼が会社に来るのですが、普通に接することができてよかったと思っていました。

別れて三ヶ月ほど経った頃、彼のほうからランチに誘われ『これくらいなら』と気楽な気持ちで出かけたら

『やっと君の存在の大きさに気がついた。

都合がいいのはわかっているけど、また付き合ってほしい』

と言われてびっくりしました。

でも、よくよく聞くと忙しい自分を放って奥さんが遊んでいることや仕事のストレスが溜まっていること、甘える人がいないことなど全部彼の事情なんですよね。

私が好きとか大事にしたいとか、そんな言葉が一つも出ないのを見ていたら、

『要は尽くしてくれる彼女がほしいだけなんだ』

とすっかり冷めてしまいました。

これからも会社で関わりがあるし揉めたくないなと思い、今は新しい彼氏と付き合っていることにしてその場を終わらせ、今もこの人とは会社で顔を合わせるだけです。

付き合っていた頃のことを思い出すと本当に馬鹿だったなと後悔するし、やっぱり不倫って自分が損をするんですよね」(29歳/配達)

別れてから不倫相手の良さを知るパターンは多いですが、自分への思いからではなくどこまでも「男性が満たされるため」の復縁だったら、うれしいはずがないですよね。

どんな関係であれ、片方だけに負担がかかるつながりは長続きしません。

まして不倫なら、そんな都合のいい存在など二重の苦しみでしかないので、復縁を断るのは本当に賢明だと思います。