「私は新婚当初、金銭面の事情から義実家で同居していました。
私も当時は若かったからか、嫌味な義母とは折り合いが悪く…夫の転勤をきっかけに別居することになった時はすごく嬉しかったです。
それ以来、必要最低限の接触しかしてこなかったんですが、数年前義母が病に倒れたことを機に、再び同居することに。
実は私の母も同じ病で、若くして亡くなっているんです。母にできなかったことの後悔もあり、気持ちを入れ替えて義母の看病に励みました。
その気持ちが伝わったのか、回復した義母が『〇〇さん、ありがとね。あなたが息子と結婚してくれてよかった』と感謝してくれて。
今は二世帯住宅で、元気になった義母とたまには喧嘩しつつ、仲良く暮らしています」(34歳/経理)
若い時は義母の言葉も余計に嫌味に感じてしまっていた、と話してくれたこちらの女性。
母にできなかったことを、という真心が義母にも伝わったのではないでしょうか。
苦手な存在でも、思い切って心を尽くしてみることが、距離を縮める一歩に繋がるのではないでしょうか。
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