「友達のB子とはサークルで知り合い、気が合うしたまにふたりで食事や買い物に行っていました。

いつも車を出すのは私でB子を家まで迎えに行くのですが、駐車場代は割り勘にするので特に損をしているとかは思っていなかったです。

先日、『好きなブランドがバーゲンをしているから、ショップに行かない?』B子に誘われ、私も興味があったのでOKしたら

『じゃあ、いつものように9時半に迎えに来てもらっていい?』と返されて、そのときはさすがに、こんなときも私が車を出すの? と思ってしまい……。

しかも、そのショップに近いコインパーキングを指定までするので『たまにはB子が自分で運転したら?』と言いました。

B子は驚いたように私を見て、慌てたように『あ、そうだね』と返したけど結局そのまま話は流れてしまい、私は足代わりって思われているのかな? と少し落ち込みましたね……。

数日後、B子からLINEでメッセージが届き、『この間はごめんなさい。来てもらうのが当たり前になっていました。いつも車を出してくれて本当にありがとう。○○日だけど、私が迎えに行くので時間を教えてくれる?』とありました。

びっくりしたけど考えてくれたことがわかってうれしかったです。

こんなLINEを送るのは勇気がいると思うし、改めて誘ってくれるのもありがたくて『ううん、もう気にしてないよ。こちらこそ、迎えに来てくれてありがとう。9時半にお願いしてもいい?』と返信して、それからはいつも通り楽しく会話ができました。

買い物に行った日はB子が『図々しい自分にドン引きした』と話してくれて、次からは交代に車を出すことも決められて、本当によかったなと思います」(30歳/公務員)

労力の大小に関わらず、好意でしてくれることにはまずは感謝を忘れたくないもの。

甘える自分を当然にしても相手にとってはそうではなく、思いがけない場面で突き放されることがあります。

そんな自分を省みて正面から謝ってくれる女友達は、反省してなお仲良くしていきたいと思ってくれるからです。

つまずいたときに“改善”できることが、信頼の証といえますね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line