ガチのオーディションで選ばれた、初の東京公演メンバー
今回東京にやってきたのは、総勢48人のグループの中からオーディションで選ばれた選抜メンバー8名でした。
そもそもQunQunはレギュラー・サポートレギュラー・卵・研究生とかなり厳密にチーム分けがされていて、それらはすべてファン投票で決まるというゼロ年代のアイドルシステムを導入しているのですが、オーディションではチームや階級は関係ナシ。まっさらな状態で、ガチなオーディションが行われるのだそうです。
そうして選ばれた今回の東京公演メンバーは、キャプテン・井上りなさん、Wセンター・大野香澄さん、副キャプテン・吉田真野さん、江嶋綾恵梨さんというレギュラーメンバーに加え、サポートレギュラーの岡本柚果さん、未来ももさん、姫川れいあさん、研究生の友岡美希さんという顔ぶれ。友岡さんはなんとこの日 がQunQunとしてまだ2回目のステージというから驚き! ここまで経験値の異なるメンバーを初の東京公演に送り込むというのは、リスキーにも思える行為でしょう。実際ライブを見た限りでは、レギュラーメンバー4人とその他のメンバーの間でパフォーマンスの魅せ方にはまだまだ差があるように感じました。
逆に経験の浅いメンバーに顕著だったのが、ライブ中にパフォーマンスが目に見えてよくなっていくこと。昼公演のオープニングでは若干こわばっていた表情も次第にほぐれて、メキメキといい笑顔を見せるようになっていくんです。メンバーの成長をリアルタイムで目の当たりにしていくという、アイドルというエンタテインメントの根本部分をあらためて体験できた気がして、ちょっと感動的でした。つまりは、まだまだのびしろだらけのメンバーだということです。