(写真左より)藤田倭(ビックカメラ高崎)、上野由岐子(同)、後藤希友(トヨタ自動車)、切石結女(同)

12月7日、女子ソフトボール新リーグ・JDリーグのタイトルパートナー、および開幕カードが発表された。 大会名は『ニトリ JD.LEAGUE 2022』、2022年3月28日(月)・ZOZO マリンスタジアムで行われる栄えある開幕カードはビックカメラ高崎×トヨタ自動車となったのだ。会見には開幕戦を戦うビックカメラ高崎の上野由岐子、藤田倭、トヨタ自動車の後藤希友、切石結女が登場、次のように意気込みを語った。

藤田「今年の決勝トーナメントでも熱い試合をさせもらったので、開幕戦でもインパクトのある試合ができると思う」
上野「いつも戦っている相手、お互いに知り尽くしている。たくさんの方に支えられてプレーしていることを忘れずに一球一打全力で戦っていければ」
後藤「開幕戦でビックとやれるということで、いい試合を見せられるよう、見てくれる方にたくさんのWOWを届けられるようにしたい」
切石「ビックカメラにはずっと戦わせてもらい、決勝でも勝てなかったので来年こそという思いはある。後藤選手を中心に守りでリズムを作って勝ちたい」

4選手は新リーグへの思いも口にした。
藤田「ソフトを多くの人に見てほしい。3年後はなくても、その先の『五輪』につながるような新リーグになれれば」
上野「新しいリーグになって試合数も増えるのはうれしい。また見たいと思ってもらえるような試合を披露したい」
後藤「『東京五輪』で盛り上がっているので、JDリーグでもっともっと盛り上げていけるようにしたい」
切石「東西のリーグは初めて、楽しみにしている。『五輪』の盛り上がりを来年のJDリーグでもっともっと盛り上げたい」

JDリーグの魅力や見せたいプレーを問われると、4人はこう答えた。
藤田「代名詞の二刀流を見てもらえれば」
上野「投げて打って走って守ってといういろんな見せ場があるのが魅力」
後藤「ソフトは距離感、スピード感が一番の魅力。若いフレッシュさを出していきたい」
切石「捕手をやっているので、投手との掛け合いを見てもらいたい」

今回の会見ではオープニングアクトで松尾ほの華(日本精工)と安川裕美(伊予銀行)が漫才を披露。さらに須藤麻里子(大垣ミナモ)、千葉咲実(シオノギ製薬)、乙津向茄秋(takagi北九州)と選手自ら司会進行を務めた。新たな試みについて、島田利正チェアマンは「選手たちにはダイヤの原石のように輝いてほしいという思いを込めた。WOWという驚きとともに個性を伝えていきたい」と説明した。またパートナー各社も発表。オフィシャルパートナーはアインホールディングスとミズノ、オフィシャルキャップパートナーは'47、オフィシャル配信パートナーはスポーツナビ、ファンマーケティングパートナーはぴあ、ツアーゲームズタイトルパートナーはJTBである。