<音楽ファンに新たな音楽との出逢いを提供したい>

MAN WITH A MISSIONのPOP。
THE BAWDIESのメッセージ。

 

andymoriのメッセージ。
ももいろクローバーZのメッセージ。

会場外には各受賞作品がCDショップ店員さんのポップとともに展示。過去に大賞を受賞したTHE BAWDIES、andymori、ももいろクローバーZからのメッセージ色紙も飾られていました。
 

LinQのCDを試聴してみました。

合わせて展示されていたのが『ジャケオン』というスマホアプリ。アプリを立ち上げCDジャケットにかざすと、スマホを通して試聴ができるという新感覚の試聴サービスなんです! こちらはまだ開発中とのことですが、このサービスが実現すればもっと気軽に、もっと便利にCDショップでの試聴や買い物が楽しめそうですね。

さて、そもそも『CDショップ大賞』はどんな基準で選ばれるのでしょうか? 公式メッセージによると、

「一人でも多くの人にCDショップに来ていただきたい、その人にとって未知の音楽や大切な音楽に出会って欲しい」
「CDショップ店員が『行かなきゃ 会えない 音がある。』というスローガンのもと、一般の音楽ファンの方々に素晴らしい作品やアーティストとの出逢いをもたらすような賞でありたい」

とのこと。つまり<音楽ファンに新たな音楽との出逢いを提供したい>というのがいちばんの狙いなのです。単に店員さんが気に入った作品とか、売れた作品を選んでいるわけではないんですよね。回を重ねるごとに認知度を上げ、今では熱心な音楽ファン以外からも関心を集めるまでに成長した『CDショップ大賞』が次に進むべきステップは、この『CDショップ大賞』が本来持つ目的やメッセージをどれだけ広めていけるか、ということかもしれません。

その意味では昨年の授賞式後に行われたシンポジウム( http://ure.pia.co.jp/articles/-/3821?page=7 )のようなCDの未来について真面目に考えてみる試みが、今年も行われてもよかったかもという思いもチラリ。なにはともあれ各受賞者のみなさん、おめでとうございます!

授賞式を終えていったん会場を後にしようとすると、急遽発表された当日券を求めて早くも列ができていました。ではここからは同日の夜に行われたスペシャルライブの模様をお届けします!

今回の出演は、’09年に『CDショップ大賞』大賞を受賞した相対性理論、’12年の大賞を受賞したももいろクローバーZ、そして当日発表されたMAN WITH A MISSIONの3組。もう二度と見られない(かもしれない)異色かつ豪華な3マンに、2階席の後方立ち見スペースにもお客さんがぎっしりです。