『TAKE FIVE～俺たちは愛を盗めるか～』 4月19日～
TBS系 金曜10時 期待度★★★★☆
公式サイトより
悪い奴から大金をせしめる窃盗団の活躍を描いたエンタテインメント。出演は、唐沢寿明、松雪泰子、稲垣吾郎、倍賞美津子、松坂桃李、六角精児、入江甚儀など。普段は大学教授、警備会社の社員、薬剤師などの仕事をしている5人のメンバーが、伝説の窃盗団“TAKE FIVE”を復活させる。松雪泰子と稲垣吾郎は警察側の人間だが、稲垣吾郎は何か理由があって5人のメンバーに加わる模様。原案と脚本は『相棒』でお馴染みの櫻井武晴なので、エンタテインメントを重視しながらも見応えのあるストーリーになりそう。
『お天気お姉さん』 4月12日～
テレ朝系 金曜11時15分 期待度★★★☆☆
風変わりな天才気象予報士が、気象学の見地から難事件を解決していくミステリー。主演は武井咲。テレビ局側の人間として佐々木希、笛木優子、警察側の人間として大倉忠義、佐々木蔵之介などが出演する。何かと組み合わせて事件を解決するミステリーというのはよくあるが、これは気象予報との組み合わせ。ただ、脚本が大石静なので、よくあるB級ミステリーにはならないような気がする。武井咲が無愛想な天才気象予報士を演じるというところにも注目。
『みんな！エスパーだよ！』 4月12日～
テレ東系 金曜24時12分 期待度★★★☆☆
『デトロイト・メタル・シティ』の若杉公徳による同名コミックを、映画『ヒミズ』の園子温監督と染谷将太主演でドラマ化。出演は他に、夏帆、真野恵里菜、安田顕、深水元基、柄本時生、中尾明慶、武田航平、マキタスポーツなど。園子温の奥さん、神楽坂恵も出る。
田舎町で突然、特殊能力を発揮する人が続出し、その特殊能力を悪事に利用しようとする勢力との戦いに巻き込まれる。テレ東系の金曜深夜、ドラマ24枠といえば『モテキ』を放送していた枠。また『モテキ』のような人気拡散の現象が起きそうな気もする。
『ヴァンパイア・ヘヴン』 4月12日～
テレ東系 金曜24時52分 期待度★☆☆☆☆
人間界に降り立った2人の美少女ヴァンパイアが、人間の男に恋をする恋愛ドラマ。2人のヴァンパイアは大政絢と本田翼。2人が恋する男が平岡祐太。他に、冨浦智嗣、江口のりこ、篠井英介、岡本杏理、長江英和などが出演する。
ヴァンパイアは相手を好きになればなるほど血を吸いたくなってしまうが、音楽を奏でると吸血衝動が収まるという設定で、音楽の要素もプラスするらしい。吸血鬼モノは海外でも流行ってると何年も前から言われているが、男のヴァンパイアを主人公にした『恋して悪魔』はゴールデンタイムでも当たらなかった。はたして本当は165歳という設定の美少女ヴァンパイアの場合は当たるのか？
『35歳の高校生』 4月13日～
日テレ系 土曜9時 期待度★★★☆☆
全日制の高校に編入してきた35歳の女子高生が、いじめや不登校などの問題に立ち向かう社会派エンタテインメント。主演は米倉涼子。日テレの連ドラも初出演だが、米倉涼子は女優デビューが遅かったので、女子高生役も初めてとなる。きっとまた視聴率は取るんでしょうな。教師陣は、溝端淳平、片瀬那奈、横山めぐみ、升毅、榎木孝明など。同級生役として『ビブリア古書堂の事件手帖』で小菅奈緒をやっていた水野絵梨奈や、『夜行観覧車』で高橋比奈子をやっていた宮崎香蓮などが出演する。
『間違われちゃった男』 4月13日～
フジ系 土曜11時10分 期待度★★☆☆☆
昨年解散した東京セレソンデラックスの舞台「ぴえろ」を原作にした人情喜劇。人情に厚く、涙もろいコソ泥・沢木が、舎弟のヤスと盗みに入った寿司屋で、人違いをされるところから物語は始まる。沢木を演じるのは古田新太、ヤスを演じるのは中丸雄一。一時期は織田裕二が主演するなんて話も流れていたが、結局このキャスティングになった。東京セレソンデラックスの舞台を連ドラ化したものでは、過去に長瀬智也が主演した『歌姫』があるが、今回は脚本だけでなく、チーフ演出も劇団を主催をしていた宅間孝行が務める。笑って泣ける人情ドラマが楽しめそう。
『BAD BOYS J』 4月6日～
日テレ系 土曜24時50分 期待度★☆☆☆☆
'88年から'96年まで連載されていた田中宏の人気コミック『BAD BOYS』をドラマ化。広島を舞台にした不良グループたちの抗争を描く。出演は、Sexy Zoneの中島健人、Kis-My-Ft2の二階堂高嗣、A.B.C-Zの橋本良亮ほか、ジャニーズJr.のメンバー多数。『BAD BOYS J』の「J」はジャニーズの「J」らしい。女性陣は、橋本奈々未、松村沙友理、桜井玲香、若月佑美など、乃木坂46のメンバーが多数。AKB48の板野友美もレディースのトップとして出演する。アイドル好きの人は必見。
『空飛ぶ広報室』 4月14日～
TBS系 日曜9時 期待度★★★★★
「図書館戦争シリーズ」「フリーター、家を買う」「阪急電車」などを書いた有川浩の同名小説をドラマ化。テレビ局の女性ディレクターと、元戦闘機パイロットの航空自衛隊広報官の2人が、人生の第一希望に挫折しても次の目標を見つけて成長していく姿を描く。出演は、新垣結衣、綾野剛、柴田恭兵、水野美紀、要潤、生瀬勝久、高橋努、ムロツヨシ、三倉茉奈など。原作よりも恋愛要素は多くなる模様。東日本大震災を意識したドラマはこれまでにも作られてきたが、自衛隊の広報室を舞台にしたこの作品での描き方にはやはり注目。
