高級食パンブームの先駆け的存在とも言える食パン専門店「セントル ザ・ベーカリー」。2013年、東京・銀座にオープンしてから、食パンの焼き上がりの時間には今もなお店の前に並ぶ人が絶えない人気のお店です。
2018年にオープンした青山店にて、2022年2月11日(金)より販売を開始したのが、「究極のレーズン食パン」。セントル ザ・ベーカリーに今までなかったレーズン食パンが満を持して登場したわけですが、「究極の」とは一体……!?
さっそく、その気になるお味を確かめに、「セントル・ザ・ベーカリー 青山店」に行ってきました。
「セントル ザ・ベーカリー 青山店」の「究極のレーズン食パン」実食レポート!
表参道駅から徒歩5分ほどの場所にある「セントル ザ・ベーカリー 青山店」。
銀座本店のほうには併設のレストランがありますが、こちらは食パン専門店として「角食パン」(972円/税込)、「プルマン」(972円/税込)、「イギリスパン」(864円/税込)と、青山店限定の「くるみ食パン」(2,700円/税込)、計4種の食パンを販売しています。
そこに登場したのが今回の「究極のレーズン食パン」。
筆者は焼き上がりの時間に合わせて午前中に行ったのですが、青山店限定・数量限定の注目商品で、まだ販売を始めてから日が浅いこともあって、すぐに売り切れてしまうようです。
気になる方は焼き上がり時間に合わせて早めに行くことをおすすめしますよ。
「究極のレーズン食パン」の特別感は、包装袋からも感じられます。ぶどうのイラストがあしらわれた高級感とかわいらしさの同居するおしゃれな専用袋は、ギフトにもうれしいものになっています。
ただ、通常の食パンに比べて、ギフトとして人に贈ったらびっくりされることがひとつ……。
持ったときに、驚くほどずっしりと重たいこと!
本当に食パンを買ったんだっけ?と不安になるレベルで重たいんです。大根や白菜でも買ったのかな、というほどの感じ。いくら2斤サイズだからといって、この重さは一体……!
聞いたところによると、「究極のレーズン食パン」を持ち帰る方はそのあまりの重さに皆びっくりするそうですよ。ぜひ一度体感してみてほしいです。
この重さの秘密は、食パンを切ってみると一目瞭然でわかりました!
断面を見ると、食パン全体にかたよりなくレーズンがぎっしり!
それもそのはず、なんと5種ものレーズンがたっぷりと混ぜ込まれているんです。種類は、国産の巨峰、ピオーネ、外国産のゴールデンサルタナレーズン、グリーンレーズン、ジャンボレーズンの5種。
色とりどりの宝石箱のようなキラキラした断面にうっとりしてしまいます。
また、レーズンのサイズも、想像していたものより大きくて、断面を見ただけでも果肉感を感じます。この、ごろっと贅沢に使用されたレーズンが、重さの理由だったことがよーくわかりますよね。
一般的なレーズンパンの場合、レーズンの比率はパン生地に対して20~30%が主流。通常50%を超えると生地がつながりにくくなると言われているのですが……こちらの「究極のレーズン食パン」は、5種のレーズンをパン生地に対して60%も配合しているのだとか!
つまり、食パンの1/3分以上はレーズンというわけです。