内容について一切触れられない映画を宣伝するのは厳しいですね
予告でカイロ・レンがマスクを取っているシーンが多いが、彼の中で変化があったのか? 答えられる範囲で教えてくださいという質問に対しては、
アダム「I can't.」(無理)
監督「Good Answer.」(いい答えだ)
というやり取りも。
マークは「内容について一切触れられない映画を宣伝するのは厳しいですね。」とコメントしました。
アダムは代わりにマスクについて教えてくれました。
「マスクに対して愛憎関係があります。
スター・ウォーズの象徴的な意味があるだけでなく、なぜマスクが必要なのかを考える必要がありました。
色々な方のアイデアが集約されており、これが衣装にも反映されています。
何から隠れるためにマスクをしているのかを考えています。
大変なところでいうと、威嚇するような様相のマスクですが、実際被ってみると、見えにくいので靴紐で転んでしまうこともあります。
カイロ・レンは髭を剃るのか? 宇宙ではカミソリをどうやって手に入れるのだろう? ということもあります。」
技術的な進化で驚いたことは?
マーク
「ジョージ・ルーカス監督と旧三部作を撮っていた時代とは格段に技術は進化しています。
ルーカス監督は旧三部作のことを最も高額なインディ映画とも呼んでいました。
それは技術やお金もなかったことで色々と想像力を働かせながら作っていて、それには良い面もありました。
技術が進化した現在、進化しすぎたことによって逆に昔に戻ろうという風潮も一部あるように感じます。
今回のスター・ウォーズも、なるべく実際のセットを建てて撮ろうというようにしています。
もう一つ自分が驚いたことは、映画作りの過程がこれほど大掛かりになっているのかというスケールに驚きました。
クリーチャー作りの専門の部署から衣装からセットまでものすごい数のスタッフがやっていると。
自分は本当に巨大なモザイク画のほんの一つのかけらに過ぎないんだなと思いました。」