ヴィジュアル系シーンの「独裁」をコンセプトに掲げるDIAURA。2010年末の活動開始から瞬く間に頭角を表し、2012年の8月には恵比寿リキッドルームのワンマンライブを行うまでに成長しました。しかしその過程は平坦なものではなかったようです。4月1日に正式メンバーになった達也さん(Dr)加入後初のロングインタビューです。
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――まずはDIAURAというバンドのコンセプトを聞かせてください。
yo-ka:DIAURAという名前は「Dictatorial Aura(独裁的なオーラ)」の略で、このヴィジュアル系シーンに無数のバンドがある中で、このバンドがシーンを独裁していくというコンセプトの元に活動しています。
――楽曲の方も「ヴィジュアル系」というジャンル特有の雰囲気を感じる曲が多いですよね。
佳衣:基本的にDIAURAの楽曲は自分が作っています。特別意識してヴィジュアル系っぽい曲を作ろうとしている訳ではないんですけど、DIAURAが持っている世界観、そのとき表現されたものが、そういう音楽だというだけのことで。
yo-ka:自然体がヴィジュアル系なんですよね。本能的にヴィジュアル系ということですね。俺と佳衣は元々DIAURAの前のバンドから2人でやっていたんですけど、この2人はもう本当にヴィジュアル系路線と言いますか。佳衣はLaputaだったり、俺は特に黒夢、PIERROT、Sadsなどに影響を受けています。
翔也:僕は2人とは違って元々はメロコアが好きだったんですけど、あるきっかけがあってヴィジュアル系を聴くことがあって。エンターテイメント性がすごいじゃないですか。そこに魅了されて、DIAURAに入ることになったんです。
達也:僕が最初にロックに出会ったのはLUNA SEAですね。そこから色々、メロコアとかポップスとか流れて行ったんですけど最終的に自分がやりたい音楽はヴィジュアル系だと思って今に至る、という感じですね。