「ゲゲゲの女房」ブームで一躍有名になった「水木しげるロード」&「水木しげる記念館」

境港市といえば、魚が有名です。しかし最近では、もっと有名なスポットがあります。そう、水木しげるロードです。JR境港駅から東に伸びる800mほどの道路は、水木しげる一色。

 
 

153体の妖怪のブロンズ像が並び、商店街はどこもかしこも妖怪だらけ。歩いているだけで楽しくなります。

しかも、お散歩中の妖怪たちに出会えます。僕達が訪れた日は、鬼太郎、ねずみ男、猫娘に会えました。町中をふらふら歩いている妖怪たちは、ユーモラス。見かけるとなぜかテンションが上がります。

 

水木しげるロードの東端には、水木しげる記念館があります。ここは、ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげる先生の世界観の集大成。100年の歴史を誇る料亭を改装して作られた館内には、先生のコレクションからキャラクターの解説、妖怪のオブジェやジオラマ、映像などがぎっしり詰まっています。ファンなら一度は訪れたいところですね。
 

 
 

2010年にNHKの朝の連続ドラマで、水木先生の奥様の著書「ゲゲゲの女房」が放送された関係から、一気に観光客が増えたそうです。しかし、その割には水木しげるロード全体はどことなくのんびりした雰囲気。シーズンは相当な人が訪れるそうですが、ちょっとシーズンをずらせば、ゆっくり過ごすことができる場所です。
 

 

JR境線では、ラッピング車両「鬼太郎列車」が運行されています。タイミングが合えば、妖怪たちのお出迎えや見送りをしてもらえることも。

水木しげるロードを抜けると、昔ながらの町並みになるところも、個人的にはいいなと思いました。半日くらいかけてゆっくりと見て回りたいスポットです。