
次が正念場である。『NTTジャパンラグビー リーグワン2022』第8節で東芝ブレイブルーパス東京が横浜キヤノンイーグルスと対峙する。東京サンゴリアスや埼玉ワイルドナイツ、トヨタヴェルブリッツを相手に善戦し、今季のBL東京はひと味違うと思わせていたが、前節・シャイニングアークス東京ベイ浦安戦では一進一退のシーソーゲームの末、終了間際に耐え切れずに21-22の逆転負けを喫した。
試合後、ゲームキャプテンを務めたFLリーチ マイケルは「東芝としては言い訳できないゲーム。いい部分もあったが、点数に変えることができず、負けてしまった。シーズンはまだまだ続くので、得るものを得て、反省することは反省して、来週に向けて準備したい」と悔しさを滲ませつつ次を睨んだ。
次の相手である横浜Eは5勝2敗。5位にランクし、上位を伺う。前節・ブラックラムズ東京戦でも好パフォーマンスを披露。SO田村優とWTB松井千士のホットラインで連続トライを奪えば、NO8アマナキ・レレイ・マフィも80分間フルに走り回る驚異のフィットネスを見せ付けてプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。一方、BL東京は3勝4敗の6位。順位はひとつの差だが、勝点の差は6ある。何よりもここで星を五分に戻しておかなければ、ずるずる後退する危険性もはらんでいる。
キックオフ48時間前に発表される試合登録メンバーは以下の通り。
【BL東京】
1三上正貴、2森太志、3小鍜治悠太、4ワーナー・ディアンズ、5ヒュー・パイル、6リーチ マイケル、7マット・トッド、8徳永祥尭、9小川高廣、10中尾隼太、11松延泰樹、12ティム・ベイトマン、13セタ・タマニバル、14ジョネ・ナイカブラ、15松永拓朗、16橋本大吾、17藤野佑磨、18知念雄、19伊藤鐘平、20山本浩輝、21ジャック・ストラトン、22ニコラス・マクカラン、23桑山聖生
【横浜E】
1岡部崇人、2庭井祐輔、3津嘉山廉人、4サウマキ アマナキ、5コリー・ヒル、6コーバス・ファンダイク、7嶋田直人、8アマナキ・レレイ・マフィ、9山菅一史、10田村優、11ヴィリアメ・タカヤワ、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14松井千士、15エスピー・マレー、 16高島忍、17五十嵐優、18松岡将大、19アニセ サムエラ、20リアキ・モリ、21天野寿紀、22小倉順平、23南橋直哉
果たしてBL東京がここで踏みとどまるのか、横浜Eが3連勝をマークするのか。『NTTリーグワン2022』第8節・BL東京×横浜Eは3月5日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。試合当日はホストゲーム開幕戦の記念プレゼントとして準備していたユニフォーム型キーホルダーを来場者にプレゼント。チケット発売中。