「妻、小学生になる。」第8話の場面写真(C)TBS

 堤真一が主演するドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)の8話が、11日に放送された。

 本作は、10年前に愛妻・貴恵(石田ゆり子)を亡くし、生きる意味を見失っていた新島圭介(堤)と、娘の麻衣(蒔田彩珠)のもとに、小学生の女の子として生まれ変わった妻の白石万理華(毎田暖乃)が現れる。 そんな妻(母)の姿に戸惑いながらも、2人が「生きること」に再び向き合おうとする姿を描くホームドラマ。(※以下、ネタバレあり)

 大みそかの夜に突然倒れた万理華は、貴恵としての記憶を失くし、そのまま意識を失った。圭介と麻衣、万理華の母・千嘉(吉田羊)は、万理華の様子に不安を感じる。

 万理華の身に起きた異変を聞いた貴恵の弟・友利(神木隆之介)は、生まれ変わりを描いた小説『君と再び』の著者で中学生の出雲(當真あみ)なら、何か分かるかもしれないと考える。

 圭介が会社の休憩室で『君と再び』を読んでいると、上司の守屋(森田望智)が、週末に最終巻が発売されることを伝える。

 圭介は、最終巻の発売記念イベントで出雲のサイン会があると知り、万理華たちとサイン会に向かう。そして、出雲から生まれ変わりではなくひょう依について聞く。

 一方、寺カフェで偶然守屋と会った万理華は、圭介にフラれた守屋から、「(圭介を)ずっと待っていたいという自分がいる」という本心を聞く。

 放送終了後、SNS上には、「守屋さんが結婚したいという気持ちを話すシーンは、万理華の姿が貴恵に重なる演出が何とも言えなかった」「貴恵さん、圭介の幸せを考えて身を引くつもりだ」「守屋さんの幸せはマストでお願いします」などの反響が集まった。

 また、再び万理華が貴恵の記憶を失くしてしまうラストシーンには、「どうにか皆幸せになって終われないだろうか」「もしかして悲しい終わりしか待ってないのでは」「これはつらいな。もう一度手にした幸せな時間を断ち切られるのは」などのコメントが寄せられた。