iPhoneは「App Store」、Androidは「Google Playストア」で「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」(無料)をインストールできる

デジタル庁が2021年12月にリリースした「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」は、海外渡航時だけでなく、国内で接種証明が求められるシーンでも役立つアプリだ。とはいえ、アプリの存在を知らなかったり、知っていてもなんとなく面倒で後回しにしたりしている人も多いのではないだろうか。 筆者は当面、海外渡航の予定はないが、接種時にもらう紙の書類を保管し続けるのが面倒に感じたので、1~3回目の接種記録を紙の書類とアプリの両方で管理することにした。実際、登録するには5分もかからないので、いま使い道が思いつかない人も登録しておいて損はないだろう。

登録にはマイナンバーカードが必須

現状、政府が思うようにはなかなか普及が進んでいないこのアプリだが、おそらくその最大のハードルは「マイナンバーカードは必須」ということだろう。筆者はすでにマイナンバーカードを取得していたのでスムーズに登録できたが、アプリを使いたいなら事前にマイナンバーカードを入手しておこう。

アプリでは日本国内用と海外用の接種証明書を発行できる仕様で、海外用の場合はパスポートも追加で必要になる。こうした事前の身分証明書の準備さえできていれば、すぐに発行できる。

マイナンバーカードとパスポートは読み取り方法が異なる

日本国内用と海外用を同時に発行する場合は、日本国内用から発行する。最初にマイナンバーカードに設定した4桁の数字の暗証番号を入力し、スマホ上部にマイナンバーカードを密着させて、読み取りを行う。

続いて、海外用にパスポートを読み取ろう。顔写真のあるページ全体をオレンジの枠に入るようにして、最大10秒ほど静止すると自動で読み取りが完了する。このとき、明るい場所で行ったほうが短時間で正確に読み取れるだろう。

あとは、ワクチン接種時に住んでいる市区町村を選択すると、接種記録を検索してくれる。登録時に紙の証明書を見ながら入力する必要はないのも、マイナンバーカードを持っているからこそできることだ。

表示されたワクチン接種記録が正しければ「発行」をタップしよう、これで接種証明書の発行は完了だ。

いずれの接種記録にもQRコードが表示できるようになっており、以降はアプリの画面を見せたり、QRコードを読み取ったりするだけで手続きが行える。

1・2回目を登録済みでも3回目は自動で反映されない

ここで覚えておきたいのが、すでに1・2回目の接種証明書を発行した人も、3回目はこれまでと同じように発行しなければならない点だ。今後、4回目、5回目と接種を重ねる可能性があるが、その際もおそらく毎回発行する必要があるないと予想される。また、スマホの機種変更時には再度発行しなければならない。ペーパーレスで自分のワクチン接種を管理できることは、このアプリを利用する大きなメリット。気になる人はぜひ一度アプリをインストールして登録してみよう。(フリーライター・今西絢美)