堤真一が主演するドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)の9話(最終回・前編)が、18日に放送された。
本作は、10年前に愛妻・貴恵(石田ゆり子)を亡くし、生きる意味を見失っていた新島圭介(堤)と、娘の麻衣(蒔田彩珠)のもとに、小学生の女の子として生まれ変わった妻の白石万理華(毎田暖乃)が現れる。 そんな妻(母)の姿に戸惑いながらも、2人が「生きること」に再び向き合おうとする姿を描くホームドラマ。(※以下、ネタバレあり)
万理華の体にひょう依していた貴恵が消えたことで、万理華は自分の人格を取り戻した。そして、万理華の母・千嘉(吉田羊)は万理華を傷つけたことをわび、新しい生活が始まった。
一方、出社した圭介は、貴恵が消えたショックから、心ここにあらずの状態に。そんな圭介を上司の守屋(森田望智)は心配する。
貴恵の弟・友利(神木隆之介)は、小説家の霊にひょう依されていた中学生の出雲(當真あみ)と会い、出雲を応援するとともに、自らも前に進む決心をする。
圭介も部屋で引きこもっていた麻衣に向き合うと、貴恵が死んでからの親子関係について謝る。2人は、圭介が作った料理を食べながら貴恵が戻って来た意味を考える。
また、あの世に戻ろうとする幽体の貴恵が、公園で「お迎えまだですか? 成仏なんてしたことないのでタイミングが分からないんですけど」とつぶやくと、そこに幽体の万理華が現れる。
放送終了後、SNS上には、「主題歌『灯火』が流れただけで涙が出てくるパブロフの犬状態だった」「最終回・前編でほぼ1時間泣き通し、もはや呼吸が」「今の生き方を振り返って、これからの生き方を導いてくれるようなドラマ」などの反響が集まった。
また、再び貴恵が万理華にひょう依するラストシーンには、「再びひょう依した貴恵が、最後に圭介たちに何を語るのか想像するだけで泣きそう」「ラストシーンはおえつ、号泣で、放送終了後も余韻が残った」「『成仏したことがないのでタイミングが分からない』のせりふには笑ってしまった」などのコメントが寄せられた。