クボタスピアーズ船橋・東京ベイが新潟にやって来る。新潟市陸上競技場で『NTTジャパンラグビー リーグワン2022』第11節・NTTドコモレッドハリケーンズ大阪と対峙するのだ。
RH大阪は3月16日、今季終了後にシャイニングアークス東京ベイ浦安へチーム再編成、来季はDIVISION 3を戦うことが発表されたばかりだが、前節ではその動揺を力に変えて、グリーンロケッツ東葛相手に15-10の逆転勝ち。実戦初勝利に勢いを得たが、2位S東京ベイとしてはきっちり勝点5を持ち帰りたいところ。
3月25日にはFL末永健雄、SO岸岡智樹がメディア対応に登場し、意気込みを語った。
末永「毎週毎週いい準備ができているので、今週もいい形で締め括れたと思う。自分たちにフォーカスしてやるだけ。少しずつレベルアップしているので、そこでネクストレベルを見せたい。自分はFWなので、セットプレーで圧倒したいと思っている。ここ2試合くらいラインアウトのミスが続いるので修正したいし、モールのトライも取れていないので取っていきたい」
岸岡「力強いFWをいかに前に出すかがSOとしてキーポイント。今年はBKの展開力もあるので、FWだけではなく、BK陣も使ってアタックしたい。自陣ではキック、敵陣ではパスが基本だが、相手を見ながら選択していく。(コンテストキックの多いRH大阪に対して)まずキッカーにプレッシャーをかける。自分が後ろに回るのを含めて、BKの運動量も大事になる」
末永には今季のパフォーマンス、岸岡には東海大仰星高の一年後輩であるWTB根塚洸雅とのコンビネーションについて質問が飛んだ。
末永「身体の状態はよく、運動量もいい。もう少しラック周りで精度を上げたい。タックル成功率はいいが、ラックでのジャッカルなどふたり目の動きを意識していきたい」
岸岡「高校時代は12番をやっていた。力強いランニング、日本人離れしたバネがあり、人に強かった。僕も安心してパスを出せる」
また同日のメディア対応にはアランド・ソアカイFWコーチも出席。「スコッド全体で戦っている。出た選手がしっかり役割を遂行し、確実にステップアップしている。ノンメンバーも含めて一丸となって戦っているのが強み」と選手たちを評価した。
S東京ベイの試合登録メンバーは以下の通り。
1北川賢吾、2杉本博昭、3オペティ・ヘル、4デーヴィッド・ブルブリング、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9藤原忍、10岸岡智樹、11根塚洸雅、12立川理道、13ライアン・クロッティ、14山崎洋之、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16大塚健太郎、17山本剣士、18才田智、19松井丈典、20千葉雄太、21谷口和洋、22テアウパ シオネ、23金秀隆
『NTTリーグワン2022』第11節・S東京ベイ×RH大阪は3月27日(日)キックオフ。チケット発売中。試合の模様はBS日テレにて生中継。