お疲れ様です!鈴木妄想研究員による研究の時間がやってきました!今回の研究は、一連の日本アイドル研究から少し離れまして、久々にK-POP関係の研究をしてみたいと思います。今回は、K-POPブームに沸く新大久保を中心に活動するK-POP専門ダンスサークルについてです。K-POPには詳しくない、という方でも、KARAのお尻ダンスや少女時代の美脚ダンス、T-ARAのねこニャンダンスあたりは目にしたことがあるのではないでしょうか?ものすごくざっくり言えば、K-POPの流行の一つの要因は、そのダンスのキャッチーさとキレにあるわけです。思わず真似してみたくなるダンスかどうかが、ヒット曲になるかどうかの分かれ目になったりもします。
そこで、若い女性ファンを中心にして、K-POPのダンスを踊ってみる、しかも、一人ではなくてチームを組んで…という流れが出来始めます。これを「ダンスカバー」と言うのですが、K-POPのダンスカバーをしている人、実は結構いるんです。現在最大のダンスカバーイベント 「Dream On!」には、毎回全国から150組程度の応募があるそうですから、その何倍ものダンスカバーチームが存在していることが推測できます。さらには、日本だけではなく、K-POPの本国である韓国はもちろん、タイや台湾をはじめとしたアジア諸国、さらには南米やヨーロッパでもK-POPのダンスが流行し始めまています。YouTubeで「K-POP Dance」などのワードで検索してみてください!
ダンスカバーのダンスサークル?ただの素人集団でしょ?と思った方もいらっしゃるかもしれません。いえいえ、これがまたレベルが高いんです。今すぐにでもデビューできそうな人もチラホラ…。日本のプロのアイドルさんたちでも、例えば東京女子流は定例ライブで少女時代の「Kissing You」やKARAの「ジェットコースターラブ」をカバーしましたし、ハロープロジェクトの新人さんが集まって、UFZSというダンスカバーチームを組んでいたりします。他にもK-POPファンであることを公言しているアイドルさんは多数いますし、K-POPダンスカバー、今のガールズグループを考えるにあたって、実は避けて通ることが出来ない流れなんですよ。
さてさて本題に入りましょう。このダンスカバーをするサークルが、新大久保を中心に活動しています。その名も「SOB48」。ShinOokuBoの略でSOBということで、48はもちろんあの巨大グループを意識しているようデス。このダンスサークルが、新大久保にあるライブハウス「聖地」で発表会的なイベントを催した、というのが、今回潜入研究を行った「SOB TOWN」というわけです。結構ポスターとかもちゃんとしてますよねー。