天ヶ瀬「3人でバンジージャンプをやりたい!」
――今後、どんな配信者になりたいと思っていますか?
海妹 私は、楽しいことをみんなと共有していきたいので、自分のリアクションをどんどん出しながら、見て下さっている方といっぱいお話をしていきたいです。近すぎないけど、全然遠くない、実は隣にいるかもみたいな距離感で配信をしていきたいなって思っています。
天ヶ瀬 私自身にとって、にじさんじの先輩たちの配信とかって、心が落ち着ける場所であり、ストレスの発散場所でもあったんです。
だから、私も視聴者の皆さんに、非日常的な空間を与えるというか、辛いことや大変なことがあっても、私の配信の中では、楽しんで気持ちをリセットしてもらえたら良いなと思っています。「これで明日も頑張れるぞ」って、言ってもらえるような癒しの空間にしたいです。
先斗 私は、自分の強みとして、たぶん、ツッコミっていうのがあると思うので、リスナーさんたちの気持ちを代表して上手にツッコミながら、ゲーム実況とかをやっていきたいなって思っています。
あとは、VTAという初の試みから出た3人なので、「VTAがあって良かったな」「この3人がデビューしてくれて良かったな」と言ってもらえるようなライバーになれたらなって思っています。
――では、実現したい夢があれば、教えてください。
先斗 夢の第一歩として、3Dの体を手に入れたいというのがあります。VTAでも、せっかくダンスレッスンなどをやってきたので。3D配信にとどまらず、先輩たちがたくさん出演するようなライブとかに、1分でも良いので出させてもらえるようになりたいです。だから、3Dの体で何かのイベントに出たいというのが、叶えられる可能性もあって、一番叶えたい夢ではあります。
天ヶ瀬 ダンスが好きなので、私も、3Dの体で踊ったり歌ったりしてる姿を見せたいというのが一番にあります。あと、夢はもう一つあって、これはVTA時代の初配信でも言ったんですけど、私、3Dになってバンジージャンプをしたいんです。私たちが3Dになる頃には、どうにかして、バーチャルライバーもバンジーできる技術が開発されてないかなって。
海妹 たぶん、何年か先になるだろうし、その間にね
天ヶ瀬 なんとか頑張って欲しいです(笑)。それに、3Dで動けるようになるって、応援してくださっている方に成長した姿を見せられることでもあるので。それまでにいっぱい準備をして、たくさんの人に喜んでもらえたらと思います。
海妹 私たちって、VTuberという存在だから、画面を観てくださってる方に会いにいくこととかはできなくて。どうしても、一定の距離がある存在だと捉えられていると思うんです。でも、最近は「VTuberでも、それができるんだ!」って思うことが増えていて。
先輩方の中には、無人島に行ってたりする方もいるじゃないですか。そういう風に、VTuberだからできないだろうと思われてることを無くしていって、「本当に私たちっているんだよ」ということを伝えていきたいのですが、具体的にどうしたら良いのかは、まだ、思いついていません(笑)。
――では、3人で一緒にやりたいことはありますか?
天ヶ瀬 それこそ、バンジージャンプをやりたいです。
海妹 デビューのときにやろうと、思ってたくらいなので。
――え?
海妹 「私たちの気合いを見てもらうために、バンジージャンプに行ってきました」ってやろうとしていたんです。でも、今のご時勢の都合などもあってできなかったので、いつか実現したいですね。
天ヶ瀬 本当に絶対にやろうと思ってます!
――気合いがすごいですね。
先斗 巻き込まれてます(笑)。
――最後に、これまで観てきたオンラインライブや配信について、特に印象に残っているものを教えてください。
海妹 先輩のライブになるのですが、にじさんじの元1期生の皆さんがやられていたライブ(『initial step in NIJISANJI』)が、とても印象に残っています。
VTuberって、今では大きな存在になって、多くの人に認知されていると思うのですが。先輩方がデビューされた当時はそうではなくて、まだ未開拓なところを進んで行くような状態だったと思うんです。
その間には、きっと辛いこととか悲しいこともあったと思うんですけど、そういうのも乗り越えて、こんな素敵なライブをやってるんだと思って観ていました。その素敵さには、人間だとか、バーチャルとかは関係ないんだなってことにすごく感動して。私たちも、先輩たちみたいになるんだって思い、泣きながら観ていました。
天ヶ瀬 私は、ネット上で初めて観たライブが、にじさんじの先輩方が両国国技館でやったライブ(『Virtual to LIVE in 両国国技館 2019』)だったんです。
VTuberのライブって、リアルの人間のライブとは、ちょっと違うじゃないですか。でも、こんなにたくさんの観客の前で歌ったりできて、VTuberならではの凝った演出もたくさんあって。その後も、どんどん技術が進化してきて、VRライブとかもできるようになっているし。
これからもどんどんすごいことができるようになると思うので、私たちもそういったことができるようになったら嬉しいなと思います。
先斗 私もにじさんじの先輩のライブの話になってしまうのですが、ARライブ(『にじさんじ AR STAGE "LIGHT UP TONES" 』)を観たときに、これはVTuberならではのライブだと思ってすごく感動したんです。
そこにいるんだけど、いないようでもあるという新感覚を見せていただいたときに、VTuberってやれること無限なんだなってことを感じました。
もちろん、他のライブもすごかったんですけど、ARライブのそういう点が特に刺さったというか。VTuberって、ただ画面越しの存在じゃないんだぞっていうのが確立された瞬間でもあるのかなと思ったので。それを観て余計に、早く3Dの体を手に入れて、こういうライブをやりたいって思えたので、一番印象に残っているライブです。
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